デザインが好きだ

ときたまデザインをする案件があり、デザインを頑張っている。頑張っているというか、やりたくてやっている。たぶん好きなんだろう。デザインの本を読んだり、いろんな人がつくるものを見たり、そうしながら自分で作ってみるということすべてが好きだ。周りに素晴らしすぎるデザイナーさんやアートディレクターさんがいる中でまあよく自分もやろうと思った気になったが、そこを突破したくなるほどデザインが好きなのかもしれない。

特にそう意識してからは楽しさに拍車がかかって、いろいろなデザイン本を読み漁ったり、デザインがいいと言われているものを見に行ったり、実際に買ってみたりして、生活の中心にデザインがある感じになっている。エンジニアとしてどうなのかという問題はめちゃくちゃあるけど、楽しさに勝るものはない。これでいいのだ。というか仕事にもフィードバックできる。

実際、デザインを理解することはエンジニアには必須事項であると思うようになった。デザイナーも技術を理解しようという流れはあるけど、エンジニアもデザインを理解すべきところはある。僕もデザインを勉強していくにつれて、ブラウザで素直に表現できない文字の組み方や、デザイナーの表現をなるべく実現したいと思うようになった。そしてデザイナーの中にあるたくさんのバックグラウンドを感じられるようになった。もちろん技術的な制限はあるのでその中で探っていくべきとは思うが、できないことはただ突っぱねるだけのエンジニアにはならないように気をつけている。

そして今は「タイポグラフィ・ハンドブック」を片手にフォントについて学習している。これまでに安易にフォントを使ってきてごめんなさいと恥ずかしくなるほどの奥深さで、フォントを作り上げてきた先人達に尊敬の念が堪えない。とともに、デザインを学習していくことへの喜びがさらに深まっていくのである。

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