21

目を開けると彼がいない

深いため息とともに再び目を閉じた


彼がいないのは私にとっての日常で
彼がそばにいてくれるのは特別な日

そう思っていたけど
今ではもう
彼がいない日常に
我慢ができなくなってしまっている


こんな自分じゃダメだと戒めても
どうしようもならない

私は常軌を逸しているのか
それとも
これが本当の私なのか

もう
それすら判別できないのです



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?