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グランタブローで【光る君へ】を読む

ルノルマンカードのグランタブローは、36枚のカードを並べます。
グランタブローで大好きな大河ドラマ【光る君へ】を読んだ動画を作りました。タイトル画像が、開いた結果のグランタブロー図です。黄色のカードをポイントに読んでいきましたが、最後に、ポイントにしようと思っていなかったカードの意味に突然気がつきました。
動画リンクの下に、このグランタブローを読む動画のナレーション部分をまとめたテキストを掲載します。動画作成後に気づいたことも追記しました。
【動画再生時間 7分17秒】


ナレーションテキスト


こんにちは、ルノルマンを読むひと、織瑛です。
本日は、大河ドラマ【光る君へ】 の主人公、まひろと道長の姿を36枚のカードを並べるグランタブローで読んでいこうと思います。このグランタブローは、2024年5月31日に切ったものです。第21話「旅立ち」が放映された後です。

【まひろと道長の距離】


このふたりの位置、すごいです。【淑女】=まひろ、【紳士】=道長です。
近いですね。ふたりのあいだの心の距離、想いの距離の近さです。
まひろの下に【船】のカード。まひろは、まさに越前に旅立ったところ。まひろが見つめるのは、【クローバー】。心がほんのりする幸せ。その下に道長がいます。まひろにとって道長はクローバーのような純粋で幼い記憶とともにある人なのかもしれません。どんなに道長が出世しても。越前に旅立つ直前、まひろは道長との逢瀬を持ちました。旅の船の上で、ふと振り返って道長と過ごした幸せな時間を思っているような、まひろの姿です。

【道長】


【紳士】のカード=道長を主役にしてみてみましょう。道長の見つめる先には、【船】のカード。旅立つまひろの船を見送っているようにも見えますが、道長が政治家であることを考えると、この【船】は、外国、宋人の対策を視野に入れているとみてもいい。【船】の先には、【十字架】。逃れられない宿命のようなものを道長は背負っていくことになるのかも。
道長の位置はグランタブローの一番下にあり、足元に何もない。自分が今まで経験したことのないことに道長はこれから向かっていきそうです。後ろ(過去を現わす)には【ハート】のカード。【ハート】の上の【ライダー・騎手】は【花束】(左のカード)を手にしてデートに向かうかのような。愛する人まひろに会いに行ってきましたということです。ロマンチックです。

【まひろ】


【淑女】のカード=まひろの上に【指輪】のカードがあります。まひろは道長と「生まれてきた意味を探す」という約束をしたんですよね。【指輪】は、まひろが自分の運命(源氏物語という世界的に有名な物語を描くことになる運命)と交わした約束のように見えます。
【指輪】のカードの左に【星】のカード。【星】は理想・夢です。星との契約の指輪です。でも【指輪】の右には【ネズミ】のカード。まひろは夢を見つけるまで、しばらく傷つきもがきエネルギーを消耗するようなことになりそうです。まひろの右には【蛇】のカード。賢さを持つ女性であることが現れています。【蛇】の次に義務や仕事を現わす【錨】、その次に【樹】。【樹】は年長者を現わす場合がありますので、まひろがこれから年長者との義務のようなことを果たすことが現れているのかもしれません。

【太陽】


この【太陽】のカードの出方、とっても面白かったです。【太陽】は社会的な成功、名誉です。まひろにとっては、源氏物語を生みだすことを指すはず。さて現状の【太陽】の姿は。
【太陽】の上には【雲】があります。まだこの【太陽】は雲に隠れて見えない。右側に上から【棺】【子ども】【指輪】。【指輪】はまひろの運命との約束。その上にいるのは【子ども】。今【指輪】という約束に向かって歩みだしたばかりの子どものような状態であると考えます。【子ども】の上には【棺】があって、隠されているもの=子どものもつ才能が目覚めるのが、この【棺】のフタがあくとき。これからふたが開くときが来る。【太陽】の左側は【百合】【熊】【家】のカードが並んでいます。【百合】はブランド、【熊】は実力者・上司・両親、【家】は家系を現わすとみなして。高貴で正当な家系、朝廷をテーマにすることに、まひろの太陽(源氏物語誕生)があると思いました。【太陽】の下に、まひろの目指す夢である【星】のカードがあり、まひろの【星】を糧に、【太陽】が生まれる。【星】はフィクション、物語も現わすと考えると。
まさに源氏物語ですよね。この【太陽】は。

【犬】


【犬】のカードは友だちを現わします。・・・清少納言ですね。光る君へのドラマの今の進捗状況から言って。友だちの清少納言をとりまくカードを観てみましょう。【犬】の上に【手紙】。これはまさに枕草子!。【手紙】の右には【塔】。【塔】は、公のもの、権威を持ったものと考えると、朝廷を現わしているのかも。【塔】の下に【庭】。朝廷の中にあった中宮定子のサロンでしょうか。【手紙】の左には【棺】。枕草子は定子の幸せな姿だけが書かれて悲劇的な部分は書かれていないと言われています。棺の中に哀しみの記憶をしまい込んだ物語、それが枕草子と伝えているのかもしれません。

【子ども】


ポイントのカードを読み終わっところで、突然【子ども】のカードが気になりました。この【子ども】は、中宮定子が生む子が現れているのかも。【子ども】の上に【棺】。隠されている存在。下に【指輪】。生まれながらにして契約や約束をもっている。高貴な後継者のような。【子ども】の隣には犬、つまり清少納言がそばにいます。左側には【太陽】。これは帝なのかもしれないです。

動画作成後に気づいた二人の位置


後で気が付いたのですが、まひろ【淑女】と道長【紳士】のグランタブロー図内の位置。一番下と、下から二番目の列にいます。つまり、ふたりにはこれから未来(上方のカード)にやることがたくさんあるということです!
【太陽】がまひろが来るのを待っています。

以上、大河ドラマ、光る君への姿を、グランタブローで読んでみました。
大好きなドラマですので、グランタブローを読むのも非常に楽しい驚きがありました。
ドラマが進行したら、またグランタブローで読んでみたいと思います。


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