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グランタブローで【ほぼ日手帳】を読む


ルノルマンカードのグランタブローは36枚のカードを並べる技法です。
今回の動画のテーマは【ほぼ日手帳】です。タイトル画像がグランタブローを開いた結果です。動画とナレーション原稿を掲載します。
【動画再生時間 7分7秒】


ナレーションテキスト

こんにちは、ルノルマンカードを読むひと、織瑛です。
本日は36枚のカードを並べるグランタブローで「ほぼ日手帳」を読んでいこうと思います。
私は今「ほぼ日5年手帳」を使い始めて2年目になりましたが、「去年の今日」書いたことがすっかり忘れていた素敵なことだったりすると、とたんにその記憶がよみがえって、一年後に一年前の幸せな気分を再生できる嬉しさがあります。三年後、四年後、五年後にもそれが起きるといいなと思います。
前回「光る君へ 一条天皇と中宮定子」のグランタブローを切ったとき、「本」のカードの絵が「鍵付きの本」であることを注視して。
「鍵付きの本」というのは「日記帳」ではないかと思い、日記帳といえば「ほぼ日手帳」。
「ほぼ日手帳」を主役にグランタブローを切りたいと思いました。
というわけで本日のグランタブローの主役は、紳士でも淑女でもなく「本」のカードです。

ほぼ日手帳

「本」のカードが「ほぼ日手帳」です。
全体の位置がほぼ真ん中に来ましたね、主役感、現役感があります。
本の上には花束のカード。周囲からのイメージです。ほぼ日手帳が花冠をかぶっているようなイメージ。楽しくて華やかでおしゃれなイメージですね。
とりまくカードは、ほぼ日手帳に書かれることが並んでいるみたい。
花束の両側には「鞭」と「ハート」のカード。
楽しかったこと嬉しかったこと好きなことは「ハート」、タスク管理や自己の反省や目標やスケジュール管理は「鞭」ですね。
本の左には指輪のカード。指輪の隣には塔のカードがあります。
塔は会社。ほぼ日手帳は株式会社ほぼ日が毎年作成する代表商品ですよね。会社と契約された「本」ということです。
本の右には道のカード。次はどんなほぼ日手帳を作ろう?と岐路に立って進む道を考えているようです。
道の右は紳士。上に太陽=社会的な成功がある紳士で、見つめているものは「月」=大衆、人気なので会社の経営者を現わすと見ます。
月の下には友達や応援してくれる人を現わす犬がありますので、インタビューや対談相手の感情を見ているということにもなるかもしれません。
ほぼ日手帳は経営者にとって過去の位置にありますね。実績を築いたみたいに。
それから「犬」は飼っているブイコちゃんのことを表しているのかもしれません。

本の上に戻って、さらに上の列、目標的な位置の列を見ると、
「船」「星」「樹」が並びます。
「船」は外国。海外展開。
「星」はそのままスターとか理想なので、日記界のスターになる。すでにスターだと思いますが。
「樹」は時間をかけて長く育っていくことなので、大木のような長期的なスターになることでしょうか。
本の下にあるのは「棺」「子ども」「コウノトリ」。
「棺」は、今までのほぼ日手帳の在庫のようなもの、日記帳という宿命から言って蓄積された過去の日記帳なのかもしれません。
「子ども」は、ほぼ日手帳の中でもさまざまなスタイルの手帳が生まれてきているということ、
「コウノトリ」は、次のほぼ日手帳の子どもを育てているということ。と読みました。

会社

次は塔のカードです。
塔は会社を現わします。ほぼ日手帳の会社はどんなふう?を見ます。
塔の上にあるのは「手紙」のカードです。文字・文字を基にしたコンテンツ・SNSも現わします。
手紙は宛先を持ちますから、カスタマーに文字を基にしたコンテンツを届ける会社ということです。
ほぼ日手帳は、物品販売ではなくて文字のコンテンツなんですね。
手紙の左に蛇。「賢さ」のある文字コンテンツです。
塔の下には淑女のカードがあります。女性社員ですね。女性社員が大きく関わる会社だと思います。
塔の左には百合。百合はブランドです。
横に百合が出ているので、最近の世代でブランドを築き上げたということになります。由緒ある会社の関連会社とか、由緒ある家の傍系なども横の位置の百合です。
百合の下に魚=お金がありますので、ブランド力を基に収入を築いたと言えるかもしれません。

次は鍵。この鍵のカードが気になりました。鍵が指している下は「熊」のカードです。熊は実力を持った人を現わします。
ほぼ日手帳は紙質・付属のボールペン・デザイン、頁に添えられた言葉の数々の発生元など、実力を重視したもので作られることが鍵であると見ていいかもしれません。
また「熊の鍵を開ける」イメージで、実力をもった人からインタビューで内側にあるものをオープンさせるという意味なのかもしれません。

活躍の場

グランタブローの一番下の四枚は、家・クローバー・騎手・錨。
この四枚をほぼ日手帳へのメッセージカードとして読んでみます。
活躍の場を伝えているように思えました。
家=家の中で書く 家族のことを書く
クローバー=日々の日常の出来事や感情を書く
騎手=持ち歩いて書く
錨=仕事のために書く 義務、ルーティンのように日記を書く

動画を作成した後に気づいたこと


塔(会社)本(ほぼ日手帳)紳士(経営者)鍵…が、同じ列に並んでいます。それぞれの要素が真っ直ぐな道で繋がっているような印象です。上(未来)も下(過去、実績)も備える位置の、現在進行形の列です。
2024年7月4日の糸井重里氏の「今日のダーリン」の中に「犬のいる暮らし」という言葉が。【紳士】が見ている【月】と【犬】のカードはそう読むのかも。

以上、ほぼ日手帳をテーマにグランタブローを読んでみました。
人物ではなく物体をテーマにしたのは初の試みですが「日記帳」だからなのか、読んでいて心を打たれるものがありました。
ご視聴ありがとうございました。

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