人の気持ち


人間関係っていうのはむずかしい

自分の指標で物事を測ろうとしないで生きると、つまらない人間であるとか、軸がないだとか、そういうふうに見られてしまうのに、自分の指標に頼り切って生きていると、傲慢だとか非情だとか言われる。

何事も中庸が一番だと、古来のアカデミアは語るが、そんなもの誰にもわからない空想のものであると言い切った方が気分がいい。

結局、人は一度自己指標に絶対的な自信を持った上で行動し、そこで失敗を学ばないわけには成長の機会は得られないのだろう。

大人の余裕や落ち着きとは、きっとそう言ったことを指しているんじゃないかと思う。

こういうことを繰り返して、人は安寧を手に入れて、いつしか様々な人が悩んでいることはもうすでに見たことのある状態に陥り、少しずつ色褪せていく時間を見守ることになるのだろうか。

悩んでいることも、今直面している問題も、どれもいつしかは一般的にまとめられる一つの経験になっていく。

そうやって生きていけたら、きっと人生は楽になるのだろうと思う。

ここから話が変わるけど、

高校の時本当に大好きな先生が、本当に強い力とは、前を向く力のことと言っていた。

俺は今その通りに生きているのだろうか。いつしか憧れは形になり、確立した自己として生きれるようになるのも、浪人が終わる頃に知った。

信念を持っていきたいなら、憧れは憧れのままでいちゃダメで、それは自分の成長の大きなヒントであって、そのまんま同じものになることは、自己を確立して生きるとは到底言えないだろう。

どう生きればいいのか、という問いの答えに今の自分ははっきり答えられる。

まずは、確立した自己を形成すること。ヒントは身の回りのすごい人たちにあって、その要素一つ一つを自分の中でうまく吸収しながら、それを自分が納得いく形で再現できるようになればいい。

あの人にはあの人の凄さがあるし、自分にももちろんある。探す努力をしていないだけ。

いつでも凄いという感性は大事にしておきたい、自分だったらどう学ぶか、どうやって形にするのか。

それを日々考えて生きることができればなと心から思う。

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