真空成形に関する記録


そもそも…真空成形とは?どんな技術?

○ 主に内装・外装カバーに使われるプラスチックの型を整形できる熱成形
 の中で広く普及しているプラスチック成形方法。

真空成形で出来ること

  • プラスチック板(平板)に3次元の印刷成形が可能

  • 透明成形が容易

  • プラスチックトレー(部品トレー、プラスチックパーツトレー)の製作に有効

  • 板金カバーより曲面を使ったデザインカバーが作りやすい

  • 成形品を加工するため、加工違いが容易に出来る(一つの型でOK)  etc…

真空成形からできているモノ

  • プラスチックトレー

  • ゲーム機、パチンコ、パチスロ、カジノなどのアミューズメント      関係の印刷真空成型品

  • 卵パック

  • 自動車のフロントバンパー    etc…


真空成形のプロセス

必要な材料・道具

  • バキュームフォーマー

  • 成形したい素材

  1. 成形の元となる型を作る。

  2. 機械に型をセットする。

  3. 成形したい素材を加熱する。

  4. 型に熱した素材を当て、真空状態にする。

  5. 冷却して完成。

型に使用可能な素材

  • ある程度の圧力に耐えられる強度のモノ

  • ある程度の熱に耐えられるモノ

使用可能な素材

  • PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PW(PP/PE) PC(ポリカーボネート)、PET-G(非晶性ポリエステル系プラスチック)、A-PET PVC(塩化ビニル)、PS(ポリスチレン)、ROA(PC/ABS)、アクリル変性高衝撃塩化ビニル板(カイダック、カイデックス、タキフレックス)、タフビロン etc…

作成 2024 5/16


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