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結局旦那の話になる

完全にAmazonがやめられない状態になっている。
依存症かもしれない。見るだけでも楽しい。
そもそも本屋さんが最寄りになく(徒歩15分のところの隣の駅にはあるのだけれど、どうも行かない)、ついつい子どもの問題集やら本を検索するのに使ってしまっている。そして、そのままポチッとしてしまう。(最近は自分の本は我慢している。積読になりがちだからである)
これまた大阪梅田に出れば、大きな本屋さんもあるというのに、子連れで休みの人なるとどうも人混みが嫌で面倒くさくなってしまう。しかも今欲しい、という気持ちがあるわけだから、鉄は熱いうちに打ちたいわけである。
で、そんなこんなだからとうとう欲しい欲しいと言っていたアレも、買ってしまった。
そう、これ。

ハリー・ポッターシリーズ全巻セット。
旦那苦笑。めちゃくちゃでかい段ボールで届いて、配達のお兄さんから受け取る時にも「重いですよ」と心配されてしまった。あまりの存在感に、どこにしまおうか考えあぐねて、手と棚の中身を動かし、とりあえず一冊見えるとこに置いておけばいいだろうという結論に達した。
で、肝心の息子の反応はというと、早速包装を外し、一冊手に取り、パラパラとめくり・・・閉じてしまった。
そうなんだよな〜。こういうのって、それを通り越してというか、その先が面白いんだな。だからその関門を越えないと面白くない。『モモ』だって、面白いと引き込まれた瞬間を今でも覚えている。なんだこれ、と思いながら、ぐわ〜と突然面白くなってきて、面白くなってきたのに、その瞬間が知りたくてページを遡ってもよくわからない。面白くて世界の色が変わるというのだろうか、引き込まれ方に自分でびっくりしたのだ。
これはもう、私が読むしかない。読んでいるところを見せるしかない。
活字を読んでいると子どもたちは擦り寄ってくる。「それ面白い?」と聞きながら。大抵面白い時は、真剣に相手にしてあげられないから、「うん」と空返事に終わってしまって、後からしまったーと思うのだけど。でも文字の世界に触れるには、大人が読んでいるところを見せるのが一番。やってみせるのが一番、てね。
それに、もしかすると、息子より娘の方が食いつきそうな気もする。息子が気に入らなかったらメルカリで売ろう、という話になっていたけれど、売る気もなくなった。だって私もまだ読んでいないんだもの。そう。長い目で見よう。

息子の好奇心を広げたい。切に思う。運動でもいい。なんでもいい。ゲームだけでない世界を広げたい。フォートナイトにハマって、昨日もモデルガンが気になっている様子だったけれど、人の命を軽く考える人間にはなってほしくない。それはそれ、これはこれ、なんだろうか?ゲームの世界は生き返れるけれど、こどもの頭では混乱しないのだろうか。ドラゴンボールだって、何回も生き返るもんな・・。死んでも普通に会えてるもんなと、納得ポイントをどこにしていいのかわからなくなる。
外れたが、本はいろんな世界に連れて行ってくれる。机上論ではあるし、実際にやってみる見てみるとは違うけれど、今はもう死んでしまった人の考え方や、生き方を知ることができる。想像力って大事だと思う。だから本だけでなく、美術館にも一緒に行きたいと思う。なんだけれど・・。旦那がとうとう『美術館には興味ない』と言い出した。数年前までは一緒に行ってくれたのに。だから休日に美術館に行くという選択肢がなくなった。平日に一人で行ってこい、ということらしい。
旦那は、『俺は俺』と思うことにしたんだろうか。そもそも私が一緒にキャンプに行かない、と言ったから別行動でいいと思ったのだろうか。私がキャンプが苦手なのは、好きなタイミングでお風呂に入れないこと、外の音に緊張して眠れない、片付けも想像以上に大変(特に洗い物。どこが地球に優しいの?と思ってしまう)だからだ。帰ってきてからも持っていった調理器具を洗い直ししなくては使う気にならない。それもまたしんどい。確かに、外で見る火は美しいと思う。空気が綺麗なのも、子どもたちが伸び伸びしているのもいいと思う。でも、とにかく〈私が〉しんどい。というわけでキャンプも辞退させていただいた。旦那大好きな釣りも、一緒に行くのは構わないけれど、風に煽られるような高いところでも子ども達にライフジャケットを着せないところとか、もうひたすら私の方が見ていて怖くて、旦那からしてみたらそんな私が煩いらしく、とうとう誘われなくなった。そう実は、これでもかというくらい旦那と好みや趣味が違い、ここのところ明確になってきて、お互いに寄り添わなくなっているように感じる。結婚生活12年目にして。疲れたのなら寝ればいいのにビール飲んで夜更かしして、翌朝出かける予定なのに、いつ起きてくるのかわからず、「具合が悪いんだよ!」と逆ギレとかやめて欲しい。夕ご飯に冷凍しておいた餃子を焼いたら、「は?食べられないけど?」と言ってもうお腹いっぱいアピールだったのに、寝る前にポテトチップスとペプシとか。アホなの?行きたいカフェがあるというからついていけば、「なんで俺だけが探してるの?」とキレ出す。え、そもそもどんなカフェなのか知らないんだけど、、と子ども達と街中で呆然。で、カフェ見つけて入ったらこれじゃない、と結局席を立ち・・(お店の方、ごめんなさい)、挙げ句の果てにスタバ。え、スタバなら最寄りにもあるんですけど・・。いや、好きよスタバの雰囲気。座ってても注文できるし。息子なんか、抹茶フラペチーノ、大好きよ。あんまりにも喜ぶから、それぞれに小さいサイズで買ってあげたのに、半分で「もう無理・・・」と子ども達なってたけど。(乳製品お腹壊します。なので、普段はトールサイズを半分コしている)ちっ。旦那の話になってしまった。不本意である。いや、溜まっていた。スッキリした。でも、ち、はダメね。今日も読んでくださってありがとう。

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