制限用法 vs 非制限用法

先日の関係詞の範囲の授業で、自分も納得が行き、生徒の反応も良かった説明ができたので書き残しておこうと思います。

結論から書きます。
制限用法(限定用法)
→「そうであるもの」と「そうでないもの」に分ける説明の仕方
非制限用法(継続用法)
→追加の情報を付け加える説明

厳密に言えば言語学的には不適切なのかもしれませんが、私の知る限り、高校英語の範囲ではこの理解でいいと思うのです。

今までは「絞り込み」というワードを使っていました。
ですが、これは「分かっている人がわかりやすいと感じる説明」であって、英語を苦手とする生徒たちにとっては「???」となる説明でしかないと思いました。
まあ、冒頭に書いた説明も、「分かった」生徒が多いだけで、「できるようになった」生徒が増えたわけではないので、真に効果的なのかどうかは分かりませんが、少なくとも学習者にフレンドリーな説明であると感じました。

これはその他の修飾語句の「限定用法 vs 叙述用法」の説明にも使えるのではないかと思います。
実際に生徒にささるかどうかは、この範囲でやってみないとわかりませんが。

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