逃げ癖、あるよね

数年前、仲良かった友人に「あんたは逃げ癖があるよね」と言われたことがある。

今日、ふと頭に浮かんできた。

「逃げ癖」かあ…。
それを言われた前後の会話は全く覚えてなくて、その単語だけが強烈に残ってる。

その時は「当たってるだけにキツイなあ」と思ったのと「私ってダメだな」って思った。

思い返せば、高校生くらいから、キツそうなことからはそそくさと逃げてきた記憶がある。

例えば…
練習がキツいと評判だった新体操部からの誘い。
明らかにもっと勉強を頑張らなければ無理そうな心理学部の志望。
絶対にしんどそうな営業職

興味があったり、やってみたいな…って心の奥でちょこっと思ってるんだけど、キツそうだから「私には無理無理〜」って逃げてた。

今思えば、「失敗=私の価値が無くなる」と思っていたんだから、そりゃ逃げるよね。

「逃げ癖がある」と強烈な言葉を放った彼女にも、多分失敗が怖くて逃げてる姿を何度も見られてたんだろうな。

うーん…。
まあ、逃げてたのが良かったのか悪かったのかは置いといて、その頃の私も私なりに頑張って生きていたんだよねって、今は思える。

なんでこんなこと思い出したんだろう?
少し焦ってるのかな、私。
それともまた失敗が怖くなってるのかな?



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