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檀一夫著「夕日と拳銃」をよみつつ

今図書館で借りてきた檀一夫著「夕日と拳銃」を読んでいる、この作品は檀一雄の『夕日と拳銃』は、大正末期に伊達政宗公を遠祖にもつ伯爵家に九州からやってきた男、伊達麟之介を主人公にした作品です。伊達麟之介は拳銃による殺人事件を起こし、詮議の末に放免されます。その後、中国大陸へ渡り、出会った馬賊に入るという筋書きではある、山梨に縁のある人なので著書が寄贈されており、片方は持ち出しが出来ずにいたが借り出し可能の枠にに檀一夫全集に収録として用意されていたので読んでみている、まるで冒険ものにロマンス要素を盛り込んだという展開ではある、、上のタイトルの画像にあげたモーゼル拳銃は当時の中国大陸東北部「満州」で兵隊などが所持していたものでもある ほかにも満州国切手なども手元に少しあるかもしれない

当時の物もこの画像らしい

更にモーゼル拳銃の出た作品の一つ、ハイカラさんが通るの大陸編での1場面を見ていて、頭を抱えてしまつた、モーゼル=マウザーは10発装填モデルで弾を撃ち尽くすと撃鉄が上がり、弾倉の送り板が上がって止まり遊底が押されて弾を込めないと稼働が出来なくなるという欠点がある、その時に空の拳銃を向けるはいいのだか、撃鉄が倒れているのだ、原画の担当が資料を確認せずにチョンボをしたようだ

下の装弾子に咥えられている弾丸数を見るとすぐわかる、そして遊底は固定しないとバラ弾ではそのままで込められない 写真はバイオ4でも使われたモーゼルレッド9モデル 9ミリ×19弾と9ミリ口径を除いてほぼ同じモデル


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