拝啓、ラッキーピエロ様
お元気でお過ごしでしょうか。
夏にあなた様のティーシャツを購入させて頂いてから、それはそれは気に入りまして…、毎日着用しております。
ショッキングピンクとロイヤルブルー…。
実は私、長い間、部屋着を探し続けていました。
ド派手でふざけた雰囲気のものを…。
でも、なかなかイメージ通りのものが見つからず…。
お気に入りの服を、家でも着たい。
どうせなら「超ふざけていて、ド派手なもの」を。
そう思いながらも、見つからず、歯痒い思いをして過ごしておりました。
しかしある日、私は出会ったのです。あなた様に…。
そうラッキーピエロ様、あなたのことです。
函館旅行で、あなた様のお店を見て、興奮しました。
この謎な雰囲気…
ぶっとんでる雰囲気…
混沌としていて…
意味不明…!!
私の求めていた、「ド派手&おふざけ」そのものでした。
夢中でレジに走りました。
それ以来毎日、あなた様のティーシャツを着て、家で幸せに過ごしております。
実は先日…、
このT シャツがあまりに嬉しすぎて、出かける時も着替えたくなくて…。
勇気を出して、近所のスーパーまで、ラッキーピエロ様のおティーシャツを着て出かけたのです。
胸が高鳴りました。ドキドキしました。
こんなド派手おふざけTで、社会に、スーパーに、存在を許されるのか、不安もありました。
しかし、何ということでしょう。
私のド派手姿は、あまりに自然に風景に溶け込んでいたのです。
ふと周りを見ると、派手色ティーシャツの方が2人もいました。
たまたま私を含めて、そのスーパーの魚売り場に派手色Tが集まっていたのです。
私は歓喜しました。
派手三人組結成ですね…。心でつぶやきました。
ド派手Tなんて、外で着れない。ずっとそう思い込んでいました。
でも、派手Tを来て外に出ると、意外にも仲間はたくさんいて…、外でも着ていいんだ…!と気付きました。
その後、自信を付けた私は、娘の習い事の送迎にも、あなた様のド派手Tを着ていきました。習い事の先生に何か言われるだろうか、少しドキドキしました。
先生は、私のTを見て、一瞬固まったような気もしましたが…、もしかしたらあなた様のTに見惚れたのかもしれません。
「どこで売ってるんだろう。私も欲しい。あ、HAKODATEって書いてある…」
先生は、きっとそんな風に思われたのだと思います。
あなた様のTを着ていると、なんだか自分が、細かいことは気にしない、おおらかな、堂々とした人になれたような気がします。背筋はピンと伸び、大股で歩けるのです。もう何も怖くない。勇気が湧いてくるのです。
いつもあなた様Tに励まされています。
このことをお伝えしたく、お手紙を書きました。
お読みくださりありがとうございます。
お元気で…。
かしこ
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