「大興奮&大暴走のガールズ試着旅」の巻
先日、ぽたまるさんとdmsさんとユキノコさんと銀座試着旅に行ってきた。
楽しかった…！！大興奮でした…😍振り返っての日記です♪
銀座に到着し、私はまず三越地下でトイレを借り、上がりエスカレーターに乗った。その時！！目の前にインスタで見た杉崎さんの水たまり柄のパンツを履いた素敵なお方が…！こ、これはもしかしてユキノコさんでは！？と思い、挙動不審全開で声をかけた。
ユキノコさん、すごくオシャレで素敵✨黒のモードを着ても怖くなく、かっこいいのに、優しそう、柔らかい笑顔。安心させてくれるような雰囲気。一瞬で好きになった。タオのジャケットを着てらして、タオが似合うの、羨ましい〜！！水たまり柄のパンツも素晴らしくお似合いで、柄物なのに奇抜でなくしっくり馴染んで、なんて素敵…！私の脳内に、ユキノコさんが、静寂の森の中でゆったりと読書をしている風景が浮かんだ。
その後銀座シックス前でぽたまるさんを探す。
メールで、お互いシックス前にいることがわかりキョロキョロしてみるも外国人が多く見つけられず…
私「ぽたまるさーん！！って大声で叫んでみましょうか🤪！」
ユキノコさん「やめましょう☺️」
私「手当たり次第に、ぽたまるさんですか？って聞いて来ます🤪！！」
ユキノコさん「やめましょう☺️」
こんなやり取りをしながら、やっぱりユキノコさん、好き…！と思っていたら
ユキノコさんが「ぽたまるさんはグッチのバッグ持ってるはずですね！」と✨
そしてグッチバッグの方を探すと、「あ、いた〜✨」と出会えました。まさにバッグは自己紹介ですね✨
ぽたまるさん、超超かっこよくて、おぉ〜！！と後ずさりしてしまいそうなオーラがあった。グッチのバッグもブーツもすごく素敵で、パールの指輪も美しくて、小顔！！メイク美しい😍オールブラックなのに軽やか…！「世界観」が「美」！もしも、ぽたまるさんが「私の前世は、くのいち🥷です」と言ったなら、「なるほど…だからこんなにも黒が似合うのか…」と信じてしまいそうな程だった。
その後靴下屋でdmsさんと無事合流。
dmsさん、こなれ感がすごい…！リネンシャツをゆるっと着崩し、オシャレ上級者のシンボル、ストールをサラリと身につけ、マルジェラのふかふかバックを抱える姿が、なんとも素敵…！決めすぎないリラックス感が、dmsさんの優しいお人柄を物語っており、瞬時に心開いている自分がいた。
マルジェラ
シックスでマルジェラを見る。
ぽたまるさんの試着したジャケットが体の一部のように馴染んでいて、一同絶賛だっだ。オールブラックコーデに、またもやブラックを合わせるという超上級者コーデに悶絶。飛び交うブラボー。dmsさんがひたすら「ぽたまるさんの玄人感がすごい…！！」と言っていた。「玄人感」…！確かに納得…！
キラッキラの猫ちゃんブローチに釘付けになる、ユキノコさんとdmsさんの後ろ姿がめちゃ可愛かったなぁ☺️
ぽたまるさんは、試着する物が全部お似合いでマルジェラの申し子感出てた！似合うってこういう事なんだな🤔と勉強になった！
超絶オシャレな店員さんが着けているアクセをみんなで試着。マルジェラにアクセから入るっていうのも良いなぁ😍と思った。
（ユキノコさんが試着した太め燻し銀のリング、すごくお似合いでした…！小柄で華奢でいらっしゃるのに、太め強リングが似合うの、憧れるぅぅぅ！）
素晴らしくかっこいい店員さんにみんなでブラボーを送りながら、退店。
そしてランチ〜✨
ドーバーのローズベーカリーへ。
子育てやファッションの話で盛り上がった…！もう試着はいいから、ずっとここでお話ししていたいくらいだった…😂
皆さんのお話を聞いて、「社会や周りに左右されないで雑音を気にせず、自分の道を堂々と歩いてるんだな…！」と感じた。ギャルソン系やヨウジ系を日常着にしていると、もしかしたら、自然とそうなれるのかもしれない！？という希望が持てた。服が力をくれる的な…。私もワイズコートを着て、いつか皆さんみたいに「社会に左右されない人」になれたらいいな…☺️と思った。
お財布トークも楽しかった！ぽたまるさんのお財布が私と同じ和光ブランドという偶然に震えた。dmsさんの「財布最強セット」憧れる〜‼︎
ドーバー
その後、ドーバーを4人で堪能した。1人の時はビビりまくってしまい、試着するのも冷や汗ものなのだが、やはり皆さんがいてくれて心強い！
ここで私はdmsさんのファンになる。試着するジャケットがことごとくお似合いで、めちゃかっこいい😍
特にノワールケイニノミヤのジャケットがお似合い過ぎた…！！「その服でサイン会してください！」と心でテレパシーを送り続けていた。サイン会の風景を思い浮かべる…。「来てくれてありがとう」と微笑みながら優雅にサインをするdmsさんに、感極まり失神するファンの女子たち…！素敵すぎる…。そんな妄想を密かにしていた。
ずっと私の脳内で、dmsさんのジャケット姿が、自分の記憶の「超かっこいい誰か」に似ていると引っかかっていたのだが、帰宅して、思い出した！！
dmsさんは「リボンの騎士」の雰囲気に似ているっ！！私はリボンの騎士は読んだことはなく、設定やストーリーも全然知らない（！）のだが、（しかも画像を見たら、ジャケットじゃなかった。）、スタンドカラーでボタンが二列あるジャケットを華麗に着こなすdmsさんの姿は、私の脳内のリボンの騎士像にぴったりだった。腰に剣を下げていても違和感はないだろう。
ここでハッとした。さっき妄想していた「サイン会」って、実写版リボンの騎士のサイン会だったのか！？全てが繋がった。そうか…そうだったのか…。
謎が解けた。(そうだったんですね？！dmsさん…！）（「いやぁ、それ全部なかまちさんの妄想じゃないですか〜、困りましたね〜😂」と優しく笑ってくださるdmsさんを想像しています）
踊りたくなる服
私もたくさん気になるものを鏡で合わせたり、試着したりしてみた！！
いつも1人で見る時はベージックカラーのリアルクローズを探しているのだが、なんだかこの日は、やたらド派手なものばかり目についた。ショッキングピンクや真っ赤、濃い紫…明るい緑のド派手なズボン…。
最近の私は「セクシー」という言葉に注目しているので、セクシーといえば、赤だよね、と思い、赤のアイテムは気になっていた。でもこの日は、赤だけじゃなく、ありとあらゆる目立つ色の服が目に留まる。
その中で、私はdmsさんのイチオシブランド「ノワールケイニノミヤ」の、超絶ド派手な赤と紫のラメラメに巨大な赤い花がついてる謎トップスと、黒のチュールスカートの組み合わせを試着。この２つを自力でササっと組み合わせて、試着室に向かった自分にブラボーを送りたい。（皆さんが「着てみなよ🥳」と言ってくれた）
なんか、すごく似合ってて、嬉しくて興奮した。あまりの喜びに無意識に体が踊り出す、「踊りたくなる服」。「脱ぎたくないッ！！」と思うほど、強烈に心を掴まれた。
ユキノコさんが「その服はなかまちさんにとって、普通です。違和感ないです！」と言ってくれた。
「えっ！この服が『普通』！？ユキノコさん正気なの？！」と思い、チラッとお顔を見たら、顔が真剣だったので、心から真摯に思って言ってくれた言葉だったに違いない。（ありがとうございます！）
その後も、ド派手な金ピカミニスカートやポップな緑の謎ズボンなど、鏡で合わせて見るたびに、ユキノコさんが「なかまちさん、違和感ないです！普通です！」と言ってくれ、勇気をくれた…！その度にチラッとお顔を見ると、毎回顔が真剣だった…！本気で言ってくれてる…！とその度に感激して震えた…！
私はなぜ今日あんなにもド派手な服を着て、あんなにも踊っていたのか。
ド派手な服たちは、おそらく、私にとって「自己を開放できる服」なのではないだろうか。
今までのリアルクローズの服は、やはり世間体やTPOを重視していた。実際に着られない服は、買っても無駄だと思って来たから。（今も思っている）
ノワールケイニノミヤのド派手謎セットを買っても、実際ほとんど着れないだろう。着ていく場所がない。だからあのセットを買うことはないだろう。
しかし、今日私は、自分が「本当に着たい服」に出会ったのかもしれない。
実際買わなかったとしても「私は本当はド派手な服を着て、自己を開放したいんだよね」と自分で自分の本心をわかってあげられている、ということは、自分にとっての大きな安心と支えになりそうである。
しかし正直、今回自分がド派手系のものばかりを選んでいた事に、自分でも驚いている。あれは、本当に自分が心から気になるもの、惹かれる物なのか、それとも、皆さんの前で「マジな試着」をすることへの照れから、ド派手系に逃げていたのではないか？という自身に対する懐疑心も、実はある。
でも、逃げで選んだ物に、脱ぎたくない！と思うほど心奪われるって、ないよね〜とも思うので、今後もこの件について考え続けていきたい。
戦わねばならぬと思わせる服
タオのエンビシルエットのコートはdmsさんとおそろで着て感激する。ポケットがカラフルツィードでかわいい！かっこいい！好き！
しかし私はこの服では、踊らなかった（と思う）。なぜ、この服で踊らなかったのか、帰宅後考えた。
この服を着たら踊ってる場合ではないのだ。これは戦いの服なのだから。
腰に剣を刺して、剣士としてdmsさんと共に戦うのだ。なので威嚇の強強な表情（オラオラな表情）をして写真を撮ってもらったのだ。（自分の暴挙を正当化したい一心😂）
ここでギャルソンの言葉を思い出す
「この服を選んで着ている時点でその人は自由。」
「常に自分でいるために戦う。」（勝手な要約）
うん、やはり、自分が自分でいるために覚悟して戦う決意ができた時、ギャルソン系の服を購入出来たりしたらいいな〜などと思った。
今はまだ戦う気は全くなく、1人でこのコートを着る勇気もないので、ひたすらに「dmsさんとオソロで買いたい〜」と連呼していたのだと思う。
きっと1人で戦う覚悟のある者が、購入する服なんだろうな…と思った。
タオのキルティングコートをみんなで着てみたことも印象的！
着る人によって全然雰囲気が変わるのが不思議で興味深かった。
フォクシーでの怪奇現象
お次はフォクシーへ。
ぽたまるさんが試着室に入ったので、私も♪と思い、ピンクの素敵なセットを試着した。つるんとしたサテン素材の上下で肩は出ていて、袖にプリーツのヒラヒラがついていて、ボトムスはプリーツスカート。まるでイソギンチャクの女王様（？）のようで、嬉しくて、再び自己開放の踊りを披露した。
その間に、ぽたまるさんが記念すべきフォクシー1着目の試着を終えており、見逃してしまうという、なかまち痛恨のミス😱
フォクシー2着目のぽたまるさんを見て、驚愕した。
あれは、ぽたまるさんではない。おそらくぽたまるさんの双子のお姉さんが、合流して、今目の前にいて、フォクシーを着ているのだ…！！！と思った。
それくらい別人で、顔も違って見えた（！！！）
あまりにびっくりして動揺を隠しきれず、私は自分の水筒の水を一気に飲み干した。
とても美しくお似合いだったので、もしぽたまるさんが「これを着たまま帰ります」と言って、このままずっとフォクシーのままだったらどうしよう…！双子のお姉さんのままでは気まずいではないか！と胸がざわついたが、試着を終えて出て来たぽたまるさんは、元のワイズ制服に着替えていらしたので、心底安心した…！
着る人を「その世界観の人」にガラリと変えてしまうフォクシー、恐るべし…！！！
dmsさんとユキノコさんが同じコートを着比べていて、お二人ともとてもお似合いで、素敵だった❣️
畏敬の念を感じさせる服
そして本日の目玉、シャネルへゴー‼️
自分では何を着てみたら良いのかさっぱりわからなかったので、人が試着したものを「それ私も着たいです。」と真顔で名乗り出る「便乗試着作戦」に切り替えた。
ぽたまるさんが着ていたツィードコートや、ユキノコさんが着ていたダウンコートに、隙あれば、便乗試着を名乗り出た。おかげでシャネルの服をたくさん試着でき、厳かな気持ちになった。
初めてシャネルのツィードを間近で見て着て、感激した。似合うとか、似合わないとかそういう次元のものではない。正直、今の私には、どれも似合わなかった。しかし、そんなことはどうでもいいくらい、素晴らしかった。
シャネルを着たユキノコさんは、いつのまにかヒソヒソ声になっていた。
「ユキノコさんヒソヒソ声になっていてかわいい💕」と思っていたら、私もシャネルを着てみると、ヒソヒソ声になった…！ヒソヒソ声にしようと思っているわけではないのに、自然になる。
なぜかシャネルを着ると、通常の声量では話せない。これを着て大声で叫んだりとかは、絶対できない。なんていうか、どれだけの手間をかけて、心を込めて作られたものなのか、想像を絶するというか…職人さんへの畏敬の念、シャネルへの畏敬の念、お店で働いているスタッフの方への畏敬の念に心が震えた。美術館で貴重な品々を前にした時の厳かな気持ち…その結果、ヒソヒソ声になったのであろう…。
（ユキノコさんが試着されたジャケット、完璧なるオカピ感で、とてもお似合いで最高でした…！！）
たくさん試着させていただき、品番を控えていただくというタイミングで、ユキノコさんが今日1番の勇者になった…！！
ユキノコさん「お手洗いをお借りできますか？」と…！！！
実は私には密かな目標があった。銀座シャネルのトイレをこの目で見てみたい。シャネルについては超初心者だが、自称トイレマニアとして、「シャネルのトイレを知っている人」になりたいという願望があった。それを皆さんに「本日の目標」として伝えていたのだ。しかしシャネル中に、完全に雰囲気に飲まれていた。…無理だ。この状況でトイレの話は切り出せない。今日は諦めよう…と、断念していたのだ。
そこでユキノコさんが私の代わりに、言ってくれたのだ…！
こっ、これがモードを日常着にしている人の底力か…！！！と感激で震えた。モードを日常着にしている方は、やはり…やはり、社会や周りの状況に左右されないのだ…！貫くのだ…！！その勇姿を目の前で見ることができ、心から震えた。（ユキノコさん…！！ありがとうございます！！！ユキノコさんのおかげで私は「シャネルのトイレを知っている人」になれた…！！私も、この冬、ワイズのコートを着て、少しでも近づけるようになりたい…！）
無事に全員でシャネルのトイレを体験して、お開きとなった。
あ〜！！楽しかった…！！
ガールズならではの、手元写真をみんなで撮りたいと思っていたけど、とにかくシャネルの余韻がすごくて忘れてしまった！次回ぜひ、手元写真撮りましょう〜！
本日全員が恐れていたワード「マダム感」についても、なぜみんな（私も）「マダム感」を恐れるのか、避けたがるのか、についても、今後考えていきたい。
本日は以上です。
ただの日記でしたが、お読みくださりありがとうございました😊
なかまち
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