大変な1日だったんよ😭

色んなことが起きて、情緒がジェットコースターだった1日🎢
寂しさ、イライラ、もどかしさ、あたたかさ、気持ちの波が凄まじかったです🌊

Airbnb滞在先を出発👜

イギリス到着翌日から約2週間お世話になったお家。
周りには湖や広々とした公園があり、毎朝夫と散歩していました。
賑やかなエリアからは少し離れている閑静な住宅街。どこへ行くにも歩く必要があり、毎日1万歩以上は歩いていました。

泊まった部屋は離れのような感じでホストとは別の建物だったので、気兼ねなく自由気ままに過ごすことができました。

ホストはインド系のおじいちゃん。
本当に親切な方で、寒いよーと伝えたらヒーターを貸してくれたり、街のおすすめのお店を教えてくれたり、お家に招いてお茶を振舞ってくれたりと、とにかく良くしてもらいました。

ここは、イギリスでの心のふるさと的な感じです。

正直、部屋はちょっと斜めってるし、窓がほぼなくて日光が入らないし、とか、気になることは色々あるけど。
隣町や市街地へ買い物に出かけたあと、この家に帰ってくるとホッとするんです。
そこまでホーム感を感じるくらいに、気がつけばこの家に慣れ親しんでいました。


ずっといれたら良かったのですが、アパートの入居予定日がずるずると後ろ倒しになっていて宿泊を延長しようとしたときには、もう次の宿泊予約が入ってしまったため、やむなく出発することに。


朝食を食べ終えたら荷造りです。
まずはこれが大変だった……。

2週間滞在し、その間気候の変化もあって服を色々出していたので、しまうものが割と多い。食料や日用品も多少買ったので荷物も増えている。
日本を出発するときに苦労してパズルのように詰め込んだ荷物。
これを再びうまく詰め込むのは至難の業。
しかも、一度詰めても次の滞在先で開けて、また数日後には詰めるのか……と思うとげんなり。

朝からテンション下がりながら2人でパッキングしました。
近所に散歩に行って少し気分を持ち直した。

荷物をまとめてホストにお礼を伝えます。
出る時も色々心配してくれて、もし次の住まいに満足できなかったら貸せる部屋はあるからいつでも戻っておいでね。アパートも気になることがあるなら契約を急ぐ必要はないし、ゆっくり契約書を読んで、ストレスを溜めないように。滞在が終わっても私たちの縁は切れないから、困ったらいつでも連絡してね……などなど最後までたくさん気にかけてくれました。
優しすぎんか😭ウッ

イギリスに慣れていない中、こんな良い人のところに泊まれたことは本当に幸せだったなぁ。

大きな荷物は一旦家に残させてもらい、2人で市街地へ向かいました。
なんか実家を出るときのような決別感があった……😭

映画館デビューで珍体験🎥

出てしまえば、もう前へ進むしかありません。
今晩泊まるホテルのチェックインは15時。
切札(にしては登場しすぎな)日本食ランチで心を潤して、午後は映画館に行くことにしました。

ちょうどいい開始時間でBarbieが上映していたので、これに決定。
話の大筋を掴むために日本語でネタバレ有の感想を読んでおきました。面白そう。
平日の昼間なので客は自分たち含めて5人しかいません。
リスニングの練習と思って鑑賞開始。
(ちなみに開始までCMが30分あったけど、日本もこんなもんだっけ?!)

開始から約30分、画面が真っ暗になり音声のみに。
登場人物が目をつぶって回想してるのかな……?にしては長いな……?と思っていたら、会場が明るくなり5人でキョトン😶
1人のお客さんがスタッフを呼びにいってくれました。
何やら技術的トラブルがあったそう。数分ゴソゴソしたら、画面が真っ暗に少し前のシーンから流れ始め、会場は再び暗くなりました。


……その約30分後、面白くなってきたところでまた画面が真っ暗に。笑
今度は夫がスタッフを呼びにいってくれました。
何やら機器の調子が悪いようで、まさかの上映中止。いそいそと5人で会場をあとにしました🤣
もちろんその後カウンターで返金してもらいましたよ!しかも無期限の映画チケットをいただけたので、また何かの機会に来ようと思います😁

残念なお知らせ🥀

映画中断という愉快な体験を終えた私たちに、残念なお知らせが舞い込みます。
アパートの入居が予定より遅れるとのことです。ちーん😇

めっちゃ落ち込みました。
まだ落ち着いて帰れる場所がない、荷物を広げられない、必要最低限のものだけ出して使うしかない、お料理もできない、食べたいものを作れない、生活に必要なものを買い揃えられない、滞在費や食費もかかる……ぬおおおおおおお
夫の授業が始まる前に生活リズムを作りたいのに!
当初は9/1に入れるだろうという話だったのに!
この時期になってもまぁーだ入れないってどゆこと??!


映画館の珍体験で上向きになっていた気持ちがモヤァと曇りました🌥️
こちらはもっと早い入居のつもりで来ているので、せめて延期された期間の滞在費の補償か家賃の値下げをしてもらえないか?と先方に交渉するも、入居予定日を確約している訳ではないからとサクッと断られる。
2人して担当者への信頼が揺らいでしまいました😟調子良いこと言いがちだけどそこそこ良い人だと思っていたのに。地味にショックだったなぁ……あーやっぱビジネスマンだねーって感じ。人の懐に入るのは上手いんだもん。くぅ。

食い下がっても仕方ないので、粛々と対処するしかありません。
ここまで本当に順調だったものね。
ようやくイギリス始まったなーって感じですわ🤗

拾う神あり🚗

気分は落ちたものの、良い具合に時間は経ちチェックインできる時間になりました。再びAirbnbの滞在先へ荷物を引き取りに向かいます。
改めてホストにお礼とお別れを言って、全ての荷物を持ちバス停に向かいました。

どデカいスーツケースに重いボストンバックに重いリュック。
ここに到着したときはイギリスの風景に目を奪われて気がつきませんでしたが、荷物を運ぶのめっちゃ大変。
全然思うように進まない。
よくここまで転がして来られたな。

何とかバス停に着いたけど、ものの5分も歩いていないのにヘロヘロ。
初日はよくやったなーと思いを馳せていると、目の前に車が停まりました。
窓から顔を見せたのは……ホストのおじいちゃん?!

な、な、な、なんと、こんな大荷物でよろよろ歩きながらバス停に向かう我々がやっぱり心配で来てくれたんだと😭
えええええ😭こんな良い人いるの😭
アパートの件で見捨てられた気持ちになったばかりだったので、もう涙が出そうなくらいありがたくてめちゃくちゃ輝いて見えた😭

大きな車にスーツケースやらカバンやらを積んでくれて出発。
あそこのホテルは過ごしやすいと思うよ〜と教えてくれつつ、念押しのように何かあったら連絡してねと。
最初の頃は「営業かけられてるんか🤔」と思っていたけど、今なら分かります。マジで心配してくれていたんだ……。

ホテルにはほんの5分程度で着きました。
フロントまで荷物を一緒に運んでくれて、そのあとはサクッと帰っていきました😭
感謝で胸がいっぱいなのに言葉が追いつかず……感謝の表現の幅を広げようと心の底から思いました😭

しかも朗報。
アパート近所にあるちょいお高めスーパー(成城石井的なイメージ)で彼の奥さんが働いているとのこと。
もしアルバイト探しているなら応募すると良いよ、リファレンスしてあげられるしとありがたすぎるお言葉までいただいた。

イギリスはほぼセルフレジなので、品出しとかかな……?
知り合いがいるなら心強いし(奥さんともお話ししたことある)、お客さん相手じゃなくてスタッフ同士の会話ならまだ気負わずできそうだし、ちょっと前向きに考えはじめている!
やってみようかな……!


あーもうホント、彼はイギリスでのパパです。
帰国する時には挨拶に行こうね、と夫と話しました。


ミニマルなホテル🛏️

てなわけでホテルに到着。
安かったけれど部屋に入ると広々として窓が大きくて、悪くないじゃん〜!と2人でテンションがあがりました。

少し部屋でゆっくりしてみて気がつく。
ティッシュも、ゴミ箱も、机や椅子も、歯ブラシも、冷蔵庫もないんです。
あるものはベッド、タオル、トイレ、シャワー、ハンガー2つ。おわり!

マジかーって思ったけど。
あ、ホテルってこの機能だけあれば成り立つんだ〜!?という発見ですよ、もはや。

安かろう悪かろうではなく、ちゃんとホテルは綺麗で快適。
最低限必要なもの以外を削ぎ落とした分で安くなっているんだなー……と学びました。


とはいえ夕飯を食べなくてはなりません。
近所のスーパーで、そのまま食べられる出来合いのご飯を買ってきて。
部屋に戻るも机や椅子がないので、仕方なくスーツケースの上にご飯を広げ、床に座って食べます。笑
机と椅子のありがたみを痛感。

ここ、2泊だけにして良かった……。
2泊ならまだ、ネタにしながら笑って過ごせるわ。

ホテルのあとはまた新たなAirbnbの滞在先へ移動します。
このミニマルホテルを体験したので、暮らす機能が当たり前に揃っている部屋のありがたみを噛み締めることでしょう😊




フー。

長い1日でした。
ま、色々あるけど、2人とも健康に暮らせていることに感謝!

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