思考の波動
思考「波動」について考えてみましょう。
①「Яблоки」
どうでしょう。ぱっと見て何かイメージできますか。ほとんどの方は「?」だと思います。
②「Õunad」
では、今度はどうでしょう?わからないですよね(私もわかりません^^;)。
③「Apple」
これはわかりますね。そうリンゴです。
①はロシア語、②はエストニア語でそれぞれリンゴを表す言葉(だそう)です。③は英語。なじみがあるので、すぐにリンゴを思い浮かべることができたと思います。これを「思考が粒子化した」と呼ぶことにします。
①②では、あなたの思考は「?」「?」または「無」「無」だったと思います。その時あなたの思考は粒子化していないのです。ニュートラルまたはフリーの状態、「波動」の状態とも呼びます。
勘の鋭い方はお気づきだと思いますが、今あなたがこの文章を読んでいること自体、思考の「波動」をそれぞれの「言葉」で「粒子」化しつつ読み進めているのです。オルゴールが金属板にとりつけられたピン(言葉)で金属製の櫛(記憶)をはじいてメロディを奏でるように。。。
①②③の例でわかるように「波動」の「粒子」化には学習や記憶が関連しています。そして少し考えると、「粒子」化は無意識下で瞬時になされていることがわかります。でもこれはガチガチに固定されたプロセスではなく、学習によって書き換えや追加が可能であり、また比較的簡単なのです。
たとえば知り合いの「日野まるこ」さんが結婚して「月野まるこ」さんに苗字が変わったとしたとき、何の違和感もなく受け入れて、どちらの名前を聞いても同一人物を思い浮かべられますよね。そこに難しさはありません。
でもそれがあなたの感情と結びついていると、そう簡単にいかなくなるのです。たとえば、「日野まるこ」さんとある男性が付き合っていて、いつか結婚する気でいたとします。あるとき、第三者から「月野まるこ」さんになったことを突然その男性が知らされたらどうでしょうか?
「え?嘘だろう?あり得ない!まるこが俺に黙って他の男と結構するわけない!!」と、おそらく全く受け入れることはできないでしょう。
そのとき彼にとって「まるこ」さんは固くあるイメージに「粒子」化していて、波動
に戻れていないということなのです。
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