見出し画像

儲かる宿の条件は?その2

前章では話が長くなり過ぎたので
こちらに続編を…

第1編のおまとめは
閑散期を無くす事が儲かる宿への第一歩!
となりました。

ではその為には?…を少し書きたいと思います。

ほんの一例ですが…

熊本、黒川温泉の月洸樹さん
8部屋だけの源泉掛け流しのお宿さん
こだわりの素晴らしいお部屋&部屋付き露天風呂
そして、料理長の真志喜さんの造る美しく美味いお食事

大浴場では無い…
貸切風呂でも無い
どれも
お部屋の風呂レベルを超えている…
これが各お部屋のお風呂なんです…!!!

私も一度行ってからは、虜になり
その後
何度かお世話になっております笑笑

お食事も全てにおいて
満足度が高いです。


こちらのお宿さんは現在のところ
自社サイトからの直接予約となっていて
宿泊サイトに掲載が有りません
その理由も帰る時に次回の予約をして帰る
というゴールデンサイクルが出来上がっているからです。
(私もチェックアウトの際に次回予約を入れて帰ります。)

しかしながら
いつの時期に伺っても満室御礼の素晴らしいお宿さんです。

さあ!この一連の良い流れを分析すると

リピーターさんで、空室が埋まるという訳は…

メリットその1
新規顧客コスト(CAC(Customer Acquisition Cost))が抑えられるメリット

リスティング広告費やDMの費用が抑えられる
リスティング広告=検索時に出てくる広告の事です。
実は年間かなりの予算を取られるのが、広告宣伝費です。
(業界の方へ、CPAにも分類されると思いますが…今回はCACの表記にしております)

浮いた予算を食材原価に割り振り出来ますね笑

メリットその2
CVR率が何もせずに向上する
(CVR=コンバージョンって言います。
コンバージョン率=サイト内でお客様が行って欲しいアクションとなります。宿屋の場合にはHP等の閲覧から予約獲得がコンバージョン率の向上となります。)

↑こちらがマーケティングメリットです。
今日はちょっと難しい専門用語多くてゴメンなさい…

最近はOrganic CAC=Instagram等のSNSからの集客
↑この様な呼ばれ方をする様になりました。

そして
リピーターさんで予約が埋まる最大のメリットは
宿の欲しい良い客層をキープ出来る
実はこれは相当にメリットが高いのです。

値下げをして値下げでしか来ないお客様よりも
好きで来て頂けるファンのお客様の方が
宿側とのシンパシーも合い
宿そのものの空間自体が良い空間になります。

遠方から年に何回も足を運んで頂ける
そんなお客様が当館に沢山いらっしゃいます。
私達もお会いするのが待ち遠しくて楽しみな
お客様が多いです。(感謝&感謝)

ファンの為に、毎回何か面白い演出をする
ミュージシャンのライブの様な気持ちになるのが
私たちの本音です。

「楽しい美味しいはあたりまえ
感動をどう創るか?」

ウチの厨房の壁に書いて有る言葉ですが…
こちらの初心を忘れずに宿運営をしたいと常に思っております。

いつの間にか
ウチのお話になってしまいましたが…

そして感動を創り出す為には
お客様との関係性を強化する!

お誕生日は365日誰かに有ります。
結婚記念日も365日誰かに有ります。

最近は交際記念日とかのリクエストも多く承ってます。

記念日にぜひ行きたいと思って頂ける宿創り…
そんな想いが
閑散期を無くす第一歩になるかと思っております。

顧客満足度の向上と宿の収益の向上
この課題は掘り下げると
どこまでも述べれる
終わりの無い答えの模索になります。

また
ボチボチと文章化して行きたいと思っております。
生暖かく見守っていて下さい(笑)






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?