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茨城旅、人が優しい


2023年 10月9日

3連休があったため、JR秋の乗り放題パスで、普段行かない場所へ。

色々考えた末、茨城に決定。

茨城といえば納豆、水戸黄門、袋田の滝、苫小牧行きのフェリーがある大洗、筑波山…
あと、魅力度ランキング最下位
くらいの知識しかないが、今回は袋田の滝を選択。

常磐線で水戸駅へ。
水郡線に乗り換えて、水戸〜常陸大子駅へ。

色がかわいい水郡線

これだけで3410円だから、もう元取れた。

列車では本読む派

19:00 常陸大子駅到着。
駅前にはイルミネーションが。

1人でイルミネーション見るのも慣れたな

今日は出発が遅れたため、チェックインして食べて寝ることに。

オフシーズン旅は、店が空いてて良い

名物として奥久慈軍鶏(しゃも)が挙げられてたので、それを頂くことに。

しゃもは、闘鶏用に品種改良されたらしく、肉に締まりがありコリコリした食感が特徴らしい。

ジャスティン・ビーバーの「peaches」
聴きながら、久慈川沿いを散歩


・・・

2日目

8時起床。

宿からすぐ近くの永源寺へ。

一見普通のお寺だが

永源寺は、もみじ寺とも呼ばれ、参道と境内に360°もみじが植えられている。シーズン中は素晴らしい景色が見られるだろう。

1446年に創建された、曹洞宗のお寺らしいが、このお寺にはその長い歴史やもみじよりも面白い面があった。

!?
字幕みたいなのが付き始めた
説き始めた
言うし、見るし、聞く奴ら

とにかく仏像が多過ぎる。夜中に1人で来たらトラウマになるのは間違いない。

しかも普通の仏像ではなく、様子がおかしいのばかりだ。

もみじがピークの時でも、仏像の方が記憶に残りそうだ。


チェックアウトを済ませ、「道の駅 奥久慈だいご」でレンタサイクルを借りて袋田の滝へ。

この日は気温19℃で、自転車が気持ちいい。

20分で到着

紅葉が始まりかけたカラフルな山々を眺めながら、袋田の滝入り口へ。

入場料300円払っていざ入場。

滝の前で朝ご飯

朝食を食べてる途中に、校外学習の小学生が100人以上通った。

1人でアップルパイ食べてる俺を
滝より不思議そうに見てた
絶景

滝の形にも様々ある。

袋田の滝は4段の滝で、高所から落ちてくる迫力ある滝もあれば、広範囲の白いカーテンのように見える滝もあり、見応えがあり魅力的だと感じた。


袋田の滝を出て、レンタサイクルで少し進むと、「豊年万作」という、屋台のアップルパイ屋があった。

大子町はりんごが有名らしく、先程食べたアップルパイもおいしかったので、買おうと思い、立ち寄る。

自分の前に1組並んでいた。お客さんと店員のおばちゃんの会話が聞こえてくる。

「あ、残り1つなんですか!良かった〜」


おや?


お客さんが買っていき、自分の番に。

「もう無いですかね?」

と聞くと、

「ごめんなさいね、団体ツアーの方が来ると思わなくて。
30分待ってもらえれば、焼きますよ」

残念ながら電車の本数が少ないので、

「あ、そろそろ帰らなくちゃいけなくて…また来ます!」

と言うと、
一瞬考える顔付きで、

「ならこちら、良いですよ。
 今から焼けば間に合いそうなので」

と、予約で取ってあったアップルパイを差し出してくれた。

申し訳ないので遠慮しようと思ったが、予約を投げ打って差し出してくれた店員さんにお礼の意味も込めて、購入させてもらった。

手作りらしい

人生で食べたアップルパイの中で、1番美味しかった。

おばちゃん、ありがとう。
予約の人が少し遅れて来ますように。


自転車に乗り直し、道の駅でレンタサイクルを返し、徒歩で駅に向かいつつ、途中のだいごカフェに寄り道。

オシャレで美人な店員さん

電車の時間が迫っていたので、持ち帰りで「あっ!プルティー」を注文。

しかし、大きいリンゴが入ってるらしく、カップを2つにしないといけないらしい。

「じゃ普通のアイスティーで大丈夫です」

そう注文すると、考えるような顔付きで厨房に戻っていった。

「お待たせしました!」

と言われ、取りに行くと、

なんて優しいんだ

「リンゴ入れておきました。こちら食べられますので」

こっちの都合で持ち帰りにしたのに、サービスであっぷるを頂いてしまった。

大変素晴らしいサービス精神を感じつつ、申し訳ない気持ちもありながら、水郡線に乗りこむ。

この後は2時間乗車し、本日は郡山駅で宿泊。
明日は安達太良山に登山。

おやすみなさい。


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