ロスト・イン・トランスレーション

まず、スカーレット・ヨハンソンの尻から始まるオープニングは
数ある映画の中でもトップレベルのお気に入りです。
ピンクの透けたパンツに強烈な印象を受けました。

流れは穏やかですが私は退屈せずに見ることができました。

一番この作品の好きなところは、影の使い方です。
アメリカから日本に来て、寂しさや絶望にくれている主人公の心情を影を使ってうまく表している印象がありました。

暗闇から光がある場所へ出てくるという表現があまり見られず、逆に光のある場所から暗闇へ移動しているシーンが象徴的です。

現実から逃れたい。
キラキラした世界を恨んでいる。
みたいな登場人物を撮る時に使える技だなぁと思いました。


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