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〜貴方は僕の青春だった〜            吉井和哉との日々(上篇)

青春って何だろう?


Googleさんに問いかけてみると
若い時代
人生の春に例えられる時期
らしい。
となるとやはり10代の多感な頃の
話になるだろうけど
僕の10代は色んな事に悩み苦しんだ
記憶しか残っていない暗黒時代

今思うとどうでも良い事で苦しんでたなぁ
とも思うが
きっとあの頃の経験があって
今があるのだと無理矢理納得している
自分がいる

話が本題から大分それてしまった
こんな話を深掘りすると
言いたい事からドンドン
離れていきそうなので
これ位にしておこう

だけどこれだけは言える
僕の青春時代
そこには確かに
THEYELLOWMONKY
がいた事
そしてその終わりにも
THEYELLOWMONKY
がいた事
吉井和哉がいた事
それだけは真実だ

僕と吉井和哉との出会い

僕が初めて知ったのは
確か大学1年の時だったと思う。
真夜中の音楽番組
その中のMVが初めての出会いだ。
曲は
『悲しきasianboy』

それまでの僕はビジュアル系(以後V系)
にどっぷり浸かる音楽ライフ
を過ごしていた。
当時の僕はビジュアル系こそ最先端
と信じ込みいわゆるロックンロール
なんて古臭いしダサいと思ってた。
(あくまでも当時ですのでご容赦ください)そんな僕に坊主頭に真っ赤なスーツで
ロックンロールする男が
一瞬で僕を魅了してしまったんだ

『JaguarhardPain』


このアルバムは僕の人生の中でも
本当に大きな意味を持つ
特別に1枚になった

全12曲1時間の大作
1曲目「SECONDCRY」
の暗いトーンのアルペジオから始まり
サビで
「僕はジャガー確か殺された」
と叫ぶこの曲から始まり
ラスト曲「MERRYXMAS」
では最後に
「君は1人じゃない!」
て絶叫して終わる
コンセプトアルバムだ

とにかく吉井和哉の歌詞が凄まじい
「固い頭と可愛い顔を兼ね備えた君が大好き」
「死んだら新聞に載るようなロックスターに」
「真実の皮を剥いで痛くないかい僕の麗奈」
「少女は娼婦の目で笑う悲しい夜は素敵な匂い」
「可愛い君の影を引きずり冷たい夜に溺れそうな夜は」
「蟻地獄であいましょう」
「遥かな世界へ夜明けは君と溶けたままで眠りたい」
「あなたの胸に頬寄せ天国なんてないことを知る」
今で言う中二病かも知れないが
とにかく僕に吉井和哉の紡ぎだす
言葉が刺さりまくった

当時の僕は進学の為生まれた街を
始めての1人暮らしを始めていたのだが
元来の内省的性格もあり
自分の周りにバリアを貼り
上手く周囲に馴染めずにいた
それなのに誰かに理解して欲しい
誰かに愛して欲しい
などと考える寂しがり屋の
かまってちゃんな甘えん坊だった
(今思うとめちゃくちゃ恥ずかしい)

そんな僕はアルバムの中で
恋人マリーを探し彷徨う
Jaguar吉井和哉の歌う姿が自分にも
重なる気がしたんだ

僕は完全に吉井和哉にやられてしまった

(続く)

〔あとがき〕
作家気取りで1度してみたかった(笑)
前回初めてnoteに投稿した話が
僕の予想以上に誰かの目に触れている。
嬉しいやら恥ずかしいやら
何だか変な気持ちだ。
それだけでも有り難いなぁ、
という気持ちなのに
「読んだよー」
「良かったよー」
「わかるー」
などリアクションをくれた方もいる。
いやーとっても嬉しい😄
僕の好きなミュージシャン達
いやミュージシャンに限らず
何らかの創作に関わる人達は
もしかしたらこんな気持ちなのかな?
などと考えてしまった。
読んでくれた方々みんなに感謝です。
長くなりそうなので今回はここまで
是非ともお付き合いいただけると
幸いです。
それじゃみなさんお元気で
 




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