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【ライブ感想】満月の夜 M!LKに逢いにいく

こんにちは、絢です。
ジャニオタ出身、現在はスターダストプロモーション所属のアイドルグループ「M!LK」の吉田仁人さんを応援しているアイドルオタクです。
 
今回は、秋のホールツアー「満月の夜 君と逢う」に行ってきたお話を書きたいと思います。
 
とんでもなくネタバレをしているので、大阪公演への参戦を控えている方、Huluの配信までセトリを見ないようにしている方などはお気を付け下さい。そして、公演を見た方々は「こんな感じだったよなぁ…」と思い出に浸って頂けたら嬉しいです。そして、所々記憶が抜け落ちているので、曲によっては内容が薄くなっている場合があります。その時は「興奮しすぎて忘れちゃったんだな」と思って下さると嬉しいです。また、私は吉田仁人さんのファンなので、感想についても吉田さん多めになります。ご了承下さいませ…!
 
それでは参ります!
 
今回私が参戦したのは愛知公演2日目で、安定の単番です。

 
前回のツアー「CIRCUS」では本当に1人ぼっちで、お友達もいないという寂しい状況だったのですが、今回は嬉しいことに「会おう」と声をかけて下さる方がいらっしゃって…!
本当に嬉しかったです。
CIRCUSの時はtwitterのM!LK専用アカウントを持っていなかったので、フォロワーさんもいなかったんですよね…。
 
会場に着いてから、何人かのフォロワーさんと直接お会いすることができました。
私自身非常に緊張していたのですが、皆さん話しやすくて、本当に楽しい時間でした。
ありがとうございました。
 
さて、今回は3階席からライブを見ることになりました。
「上から全体を見渡したい」という主義で、アリーナ席よりもスタンド席を好むタイプのアイドルオタクなので個人的には良席でした。
オペラグラスを使わずしてメンバーを見られるだけで、最高です。
(詳細はごく親しい方にだけお話ししたのですが、ちょっとしたレアな経験もできて楽しかったです。)
 
ここからは、曲ごとに感想を書いていきたいと思います。
本当にネタバレしかしていませんので、ご注意下さい…!!




本当にネタバレ全開です…!




 

~オープニング映像~
詳細までははっきりと覚えていないのですが、青っぽい背景に満月が浮かんだ幻想的な映像でした。ライブの世界観に一気に引き込まれました…!私はファンタジックな演出が大好きなので、とにかく刺さりました…何と言えば良いのでしょう、、、あ、分かりました。
 
ディズニーのロゴムービーを見た時と同じ気持ちです。あの、映画が始まる前のワクワク感。日常を離れて夢の世界に連れて行ってもらえる感覚。それこそピーターパンに手を引かれて窓から飛び立っていくウェンディのような気分になりました。

(気分としてはこんな感じ…)


1. 奇跡が空に恋を響かせた
東京公演ではフライング演出があったと風の噂で聞いたのですが、愛知公演ではステージ上のボックスみたいな所から1人ずつ出てくるという形に変更されていました。フライングも見たかったなあ…リアル「月から降りてきた王子様」じゃん…
メインビジュアルの衣装、生で見るとジャケットに付けられているヒラヒラの生地が美しく舞うので本当に綺麗です。リアルディズニープリンスでした…。信じて欲しい、この現実世界にも王子様は実在したのです…などということを考えていたら、曲が終わっていました。笑
開演前は「推しメン以外の子もしっかり見ておきたい」と思っていたのですが、いざライブが始まると、私の目が吉田さんを自然とロックオンして離さなかったので、今回は吉田さんをひたすら見つめ続けることにしました。ちょっとした仕草や間に1ミリの隙も感じさせず、作り込まれたパフォーマンスに「最高…」と思わず呟いてしまいました。

2.Feel Alive
これは予想していなかったです!ライブ参戦前に妄想セトリを作っていたのですが、こちらの曲は入っていませんでした。でも、歌詞をよく聞いてみたら、とってもロマンチックなんですよね。

例えば、1番のAメロ。

70億の奇跡が舞う(このストーリーで)
君と目が合って触れ合うあらすじにね
「不思議」って言葉で片づけるにはまだ
僕の心は追い付かない

「Feel Alive」に対して私はずっと「応援ソングである」という解釈をしてきたのですが、今回のライブで聴くと「運命の人と出会った奇跡」みたいなストーリーが広がっていって、新たな発見でした。

3.Brave Saga
ライブ映像などを見ていく中で「1番やりたかった曲」と言っても過言ではなかったので、イントロが聴こえてきた瞬間「マジか…」と頭を抱えました。
サビでメンバーと一緒に踊るパートがあるのですが、その時の客席の一体感が素晴らしかったです。曲の最後にメンバーの名前をコールする所があって、そこがとにかく楽しいです。
1人だけ「きらめけ吉田!きらめけ吉田!きらめけ吉田!!」と3連コールになるのですが、吉田推しとしては特別感があってとても好きです…!いつか、大声でコールしたいです。

4.恋がはじまる
前回のツアーで聴けなかったので、リベンジを果たせて嬉しかったです。ライブ全編を通してセトリが大優勝で、私が「あれ聴きたいんだよな」と思っていた曲がほとんど実現していました。

多分、私がセトリを組みました。(?)
落ちサビで山中さんがウィンクをするくだりがあって、そこもバッチリ決まっていました!

5.Now Story
初期の曲ですね…!
「やってくれないかなぁ、でも難しいかなぁ」と思っていたので、「今しかない 走れNow Story」という歌い出しが流れた瞬間その場でぴょんぴょんしてしまいました。初期の曲の中でも特に大好きなんです…!感動して、逆にほとんど何も覚えてないのが悔しい…

6.ボクらなりレボリューション
この辺りで1回目の衣装チェンジに入り、映像のお時間です。
真っ白の服を着たメンバーが登場し、顔に自分のメンバーカラーのペンキを付けます。ここでメンバー個人の名前を紹介するパートに入るのが面白かったです。その後はお互いの服にペンキをかけ合って、真っ白な衣装をカラフルに染めていきます。どんどん色鮮やかになっていく服(と、メンバーの手や首)。こういう演出大好き…!

吉田さんがメンバーに担がれながら登場するのですが、その時に「重い!!」と文句を言われていて可愛かったです。

(吉田さん「重くはないだろ!」みたいなこと言ってて可愛かった)

こちらも初期5人体制の楽曲です。サビの振り付けが比較的簡単に作られているので、お客さんもすぐに真似することができます。一緒に踊れるのが楽しかった…!

7.反抗期アバンチュール
曲に入る前に「反抗期っぽい言葉を言おう選手権」のようなものが行われ、当てられたメンバーがその場で台詞を言うことになる、という演出でした。私が行った公演では佐野勇斗さんが担当になり、「ベッドが壊れるだろ!」みたいなことを言っていたらしいです。(その時はよく聞き取れなかった…)
いつかBメロで仁人コールしたいですね…。最後のあっかんべーも可愛かったです。

8.SAY YEAH
個人的に前半戦で1番好きでした!元々好きな曲なのもあるのですが、原曲の爽やかロックな編曲からアレンジが加えられていて、EDM調になっていたのが最高でした。演出もクラブっぽくて、曲に合わせて飛び跳ねている時の気分は完全にパリピでした。笑
この曲はソロパートを繋いでいくことで進んでいくので必然的にペンライトを8の字に大きく振る(※自分の推しのパートの時にやる)時間も長くなって、それはそれは楽しかったです。
最初は「何の曲?」と思ったのですが、塩﨑太智さんが歌い始めてからは「SAY YEAHじゃん!!!アレンジ面白い!」と心の中で大盛り上がりでした。めちゃくちゃ好きな曲に仕上がっていたので、音源化して欲しい…!

9.妄想ドン・キホーテ
初期の曲であるにも関わらず、何故かライブで1度もやったことがない、と言う不思議なポジションの楽曲でした。ここで聴けるとは思わず、、、MCの時に「初披露の曲をやる」というお話が出て、「妄想ドン・キホーテだったらいいな」と思っていたら本当に曲が流れて驚きました。お客さんもすごく盛り上がっていた記憶があります。大人の男に憧れる男の子の気持ちが細やかに描かれていて、好きな曲です。

10.サンキュー!N・D・K!
ライブでやった時の盛り上がり方がすごいですね…!「パーララパララ…」の所でペンライトを大きく振って突き上げるのが楽しすぎました。

11.最愛
…の前に、衣装チェンジと映像のお時間です。大きな満月が浮かぶ夜空を背景に佇む5人。1人ずつの顔が大きく映り、「逢いたかった」「逢えると信じてた」(※ニュアンス)といった言葉が映し出されます。
…え、月から舞い降りた王子様ですか???

そこからの「最愛」が完璧な流れでした。緑と黒を基調にしたスーツ衣装で、佐野さんの胸元が大きく開いているのが、ご本人のワイルドな雰囲気にとっても似合っていました。
私の脳内の妄想演出では「1番のBメロまでは本人の前に幕が下がっていて、ソロパートの時にメンバーカラーの光で照らされるシルエット演出が良いな。そしてサビに入ったら幕が落ちて登場して欲しい」ということになっていたのですが、それがほぼ実現していて感動でした。

「最愛」は特に振り付けが決まっておらず、思い思いの動きをするので感情が見えやすくて好きでした。こちらに語りかけてくるように歌う吉田さんが美しかった。

12.逢い
天才。ここでこれは天才すぎる。私の妄想セトリの中にもバッチリ入っていました。佐野さんの落ちサビがとても印象に残って、「こんな歌い方もするんだ…」と心を掴まれました。

13.Over The Storm
「最愛」「逢い」と、しっとり系の曲が続いた後のオバスト、イントロがかかった瞬間にテンションが上がりました。今回のライブ、私的MVPはオバストです。かっこよかったぁ…。
「M!LK ONLINE CHU!?」や「SWEET CHRISTMAS」などで披露されたバージョンがとても好きです。(私の好きな所がYouTubeに上がっていなくて、紹介できないのが悔しい。スタチャンに入っている方はチェックしてみて下さいっ!)吉田さんの見せ場があるので、「よっしゃ、ヨシダンス(吉田さんのダンス)を思いっきり浴びてやろう!」と気合を入れました。
結果はそのバージョンではなく、新しい演出になっていました。
1人ずつにスポットライトが当たり、ソロで踊ります。
スクリーンの映像とダンスが連動して、雷鳴が轟いたり炎が上がったりする演出がカッコよかった…。会場中に「ドン」と足音が響くほど激しい吉田さんのダンス、中性的な美を持ち、たおやかに舞う山中さん、男性的な力強さが魅力の佐野さんが踊り、振り付けの中に1つも無駄な動きがない、研ぎ澄まされた美しさを持つ塩﨑さんに続きます。最後は曽野さんが長い手足を活かしたダイナミックなダンスで魅せてくれました。M!LKってあまり踊るイメージが無いかもしれませんが、実はガシガシ踊れるダンス集団だったりもします。

14.HIKARI
こちらは「CIRCUS」でも見てきたのですが、やっぱり良い曲ですね…本当に元気を貰えます。
「どれだけ傷付いても さぁ 命を燃やせ」というフレーズがとても好きで、ここを歌い上げる吉田さんも好きです。「CIRCUS」の時は「静」というイメージで優しい表情で歌っていたのですが、今回のライブではMVの時のように力強く歌っているのが印象的でした。

15.月明かりの透明
やると思わないじゃん…?やると思わないじゃん…?(2回目)
イントロかかった瞬間崩れ落ちるかと思いました…。聴けると思わなくて。
私の妄想セトリの中にも入っていて、ダメ元で「やって欲しい」と思っていました。
こちらは佐野さん・山中さん・吉田さんのユニット曲になっていて、ファンの人からの人気も高いイメージです!塩﨑さんと曽野さんが女性のシルエットと一緒に踊る…という演出になっていました。「なるほど、ユニット曲だから2人はダンスに専念するのか…」と思っていたら、大サビでは全員で歌うという流れ。最高。

16.シアワシェイク
「エンジョイラブリー♡」が可愛すぎてその後の記憶がほとんど飛んでしまったことをここに告白します。何やあれ。かわい。
曲に入る前に「決まった振り付けがあるといいよね、み!るきーずも考えてよ、それで俺たちと擦り合わせて決めようぜ」みたいな流れになっていたのが面白かったです。距離の近さがすごい…!
細かい振り付けは覚えていないのですが、ファンの人も一緒に踊れる感じのキャッチ―なダンスだったと記憶しています。あれ頑張って覚えて、皆で一緒に踊りたい。

17.ハロー!
好きな曲が来たことに興奮してしまい、細かいところの記憶があやふやに…。
Aメロ前の前奏の所を皆で踊れたのが楽しかったです!

18.かすかに、君だった。
声出しOKのライブだったら間違いなくイントロ絶叫大会を開いていました。危ない。自分の体をバンバン叩いて喜びを爆発させていました。M!LKで好きな曲ベストスリーに入っていて、本当に大好きな曲なので…!!
「笑ったり泣いたり」の可愛い所も見られたし、大好きなCメロも生で聴けたし…!
過去のnoteでも何度か書いていると思うのですが、Cメロの「目が覚めたら」を地声で歌う吉田さんが大好きで、ライブ映像でもそこばかり見てしまうのですが、生で聴けて嬉しかったです。ちなみにM!LKのライブは全編生歌なのですが、ライブ終盤にも関わらず全員音程を外したり声が裏返ることなく歌い切っていてすごいなぁと思いました。体力どうなってるんだ…。この時のお衣装が白シャツに黒いパンツで、トップスにはメンバーカラーのお花が咲き乱れていました。綺麗だったなぁ…。今回のライブの中で1、2を争うレベルで特に好きなお衣装でした。

19.Don't think, Jump!

こちらも好きな曲です。Juvenilizmの収録曲大好きマンなのもそうですし、就活中に聴きまくって元気をもらっていました。


20.Arround The World
本当にこのセトリ考えたの誰ですか…?天才でしょ…
こちらの曲もめちゃくちゃ好きで、イントロがかかった瞬間叫びそうになりました。
ペンライトを両手に持っていたので難しかったのですが、今度は全力でクラップしたいです。サビの時に全員で手を大きく振るのにも一体感を感じました。


21.夜明け
「Ribbon」のカップリングですね!
「ライブ終盤」→「満月の夜が明ける=夜明け」を連想してセトリ入りしたのかな、と想像しています。アップテンポな曲なので寂しくなりすぎることもなく、夜が明けた後、明日から始まる日常も頑張って生きていこうと思わせてくれる選曲だったと思います。
1番サビ終わりの曽野さん&吉田さんのフェイクが大迫力でした。

22.Ribbon
私の妄想セトリでは冒頭に入っていたのですが、まさかの本編ラスト!
私の頭の中で今回のライブは「月から舞い降りた王子様」というストーリーになっているのですが、1曲目の「奇跡が空に恋を響かせた」とラストの「Ribbon」という王道王子様系アイドルソングで挟むことでそのコンセプトが守られている感じがして、とても良い曲順だったと思います。BEST PRINCE IDOL GROUPですもんね…!

~アンコール~
1. ゲンキデスカ?
アンコールの1曲目は公演によって変わるみたいでした。東京公演で私の1番好きな曲である「My Treasure」をやったみたいで、それはそれは羨ましかったです…!!!!
生で聴きたかったですが、私がその場にいたら叫んでいたと思うので、いなくて良かったです。
愛知公演限定の演出がありました。といっても私はほとんど見えなくて、周りのお客さんが盛り上がっているところをひたすら眺めていました。笑
辛うじて2人ほどメンバーを見ることができたのですが、恐ろしく顔が小さくて脚が長かったです。

2. ERA
え、泣いちゃう…。「ERA」は泣いちゃう…。アンコールの最後に持ってくるのずるいって…。絶対ドーム行こうな…!
過去の記事「23卒アイドルオタクが就活をした話」にも書いたように、この曲からは就活が辛かった時に何度も聴いて元気を貰っていたのです。それを生で聴いてしまったら…私は…私はもう…。

Cメロの辺りで目頭が熱くなってくるのを感じました。「CIRCUS」のラストに「Winding Road」を聴いた時と同じ感情になりました…!


前回の「CIRCUS」よりも更に心に余裕を持って楽しめるのではないか…と思っていたのですが、「私が考えたのかな」というくらい好きな曲しか来ないセトリ&塩﨑ワークス大活躍の演出によって、終演後は「M!LK好き…最高…」しか考えられない頭になっていました。
完全燃焼です。
ホールでこれだけのものが来るということは、もっと派手な演出をすることができるアリーナやドーム規模になったら恐ろしいことになるのでは…?と今からビクビクしています。笑

その時は、安心と信頼の塩﨑ワークスが夢と魔法の国に連れて行ってくれることでしょう。

10年近くアイドルオタクをしていることもあり、ライブに行っても「暗転した時のメンバーの動き」「アクシデント時の対応」「周りのお客さんの様子」が気になってしまう…といったように所々集中が切れてしまうことが多いのですが、今回のライブは世界観に没入することができました。いつものように集中力が切れる瞬間も無くて、純粋にライブを楽しむことができました。
いつもだと途中で「腕が痛いな」「腰が痛いな」と現実に引き戻される瞬間があるのですが、それも無く…帰宅してから一気に全身に痛みが来ました。体が動きません。ライブ中はそんなこと無かったのに…。ここまでアドレナリンが出るライブ、何年振りだろう…。
ライブ中、銀テ(落下物)が飛んだり特別な演出があったりして、「ライブ本編プラスα」の楽しみ方もあったと思います。
残念ながら、私は銀テも取れなかったし、半径1m内にメンバーが来ることもありませんでした。
普段はそのことがとても悔しくなってしまうタイプなのですが、今回はそんな気持ちにもなりませんでした。
「ライブそのもの」だけで胸が満たされたおかげで、心が「プラスαの何か」を求めるということにならなかったのだと思います。
アイドルオタクを長くやっていると「近くでメンバーを見たい」「落下物を取りたい」「確定ファンサが欲しい」とどんどん欲が出てくるのですが、今回のライブを通して「初めてアイドルのライブを見た時の純粋な気持ち」を取り戻すことができました。
素敵な時間をありがとうございました!

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