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昭和のホラー漫画センス高すぎ!

昭和後期…エネルギーが満ち溢れ爆発したパワーに満ちた変態時代。
今の中国に似てるかも?

どんどん進化する科学技術に当時の我々の視線は未来を向いていた。

と同時に人間とは不思議なもので、怪異、UFOなどの未確認な事柄、四次元や秘境の話に熱狂していた。
科学に追従しながらその反対に興味を持つ。

さながら安全の彼岸から対岸の火事を眺めるが如くだ。
お化け屋敷の感覚です。画面の向こうや漫画なら安全と楽しめる。

と、クリエイターは思ったかも知れないが、子供は違った。
もうそのホラー漫画が家にあるだけで寝れなかったのだ。
その代表がひばり書房というもう無い会社の漫画なのだが、見たくないのに(私は大好き)散髪屋とかにある。どんな物かというと…

こんなんだw

いや、読むやん!MACHICO!だって何の説明もないもん、気になるわ!

それらがどうなのかは語られないタイトル。

ゴロ良すぎ!それでこのドヤ顔よ!www
大体手首からの指なのか?反対の物なのか、指を切ってから手首切ったのか何なのかわからない。

感想っ?

いやみんな切れとるわ手相なんぞ。繋がって表裏ループしてる生命線のがキモいわ!

ババアの服よ

はい、呼び捨て。コックリ呼び捨て。恐怖してないよね?

これは怖いよね
 

購買者に(なんでやねん!)と疑問を抱かし興味をそそるのは素晴らしいキャッチだと思います。

しかし1巻で読み切りのスタイルなのでストーリーの深堀りは無く、何でこのモンスター達は生まれて、その行動理念は?などは考えてはイケないのだ。だって昭和だから。
その中で私が恐怖にかられもう家にあるだけでいやなので(買ったんかい!)友達の家に置いてきた(悪質)ホラー漫画の金字塔があります。

名作!赤い蛇や地獄変、恐怖列車、地獄小僧、原色の孤島、水色の部屋、赤い花、博士の地下室とかは読んでね

さっき傍観者は安全の彼岸に居ると書いたがこの作品は違う。
もしTVからお化けがきたら?
それが貞子ですよね。
一気に安全なお茶の間を恐怖のズンドコに陥れた手口です。

それを昭和の漫画、客が子供のホラー漫画でこの作品はやってしまってました。
主人公が作者で超能力で重ねた殺人を告白し、
「読むな」と警告します。 
ページを進める読者に主人公は
「…ここまで知ってしまった君を生かしてはおけない、超能力で君を殺す!とても残酷な方法で」と叫んで終わる。

漫画の世界が現実を踏み越えて来るのだ!

是非読んで欲しいと思う。後、最近の日野日出志作品は駄作なんでいらん。呪いみちるとか伊藤潤二良き。
最後にツボったホラー漫画の表紙を紹介したい


知らんがなw

もう渋滞しすぎてわからん昭和のホラーに興味を持ってくれたら幸いです。









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