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遭ってうれしや変な人

何年か周期に変な人に出会う。
その人達は強烈な自身の個性を乗りこなし社会の(普通)を吹き飛ばす。
変イコール普通じゃ無い、じゃ普通って何か?
集団の力で出る杭を叩くこの国では周りに合わして同調出来るスキルを得る事を美徳としがちだ。「忍耐こそ男の誉れ」「沈黙こそが金」的ないざ社会にあれば不穏分子となりそうなハミダシ者はいらないのだ。
何十年前には本当に言葉に出ていた我が国の事実で要は「お前らには金やるから国家(会社)の言う事きいて馬車馬の様に働け」が正解です。

その結果与党は犯罪行為が溢れビックモーターは不正を隠しきれず、みずほ銀行のシステム(わからんがw)お粗末。統一教会はアレだしかと言って野党もヤバい。

普通こそが搾取される為の準備で文句を言わず金を稼ぐだけのサラリーマンは普通では無い。

日本はバブルで潰れ残り香で生きているのかも知れない。
なんつって〜wオマエはMr.陰謀論者かw

私は変わった人好きなんですね、何か自分に凄い自信があって。先ず1人目はあるショッピングモールで彼女と歩いていた時に遭遇しました。
人混みが嫌いな私は少し辟易しており周りの看板等を見ながらダラダラ進んでいました。
すると突然ギュッ!と手を握られた、(何だ?)
と彼女を観ると表情は強張り眼には恐怖?が滲み出ていた。視線の先を負うと…

ジャガーノートが居たw♀の野生のジャガーノートだw

赤いアーマーの代わりに黒いキャミソールを装備していた。厚い脂肪にくい込んだその肩ひもはヤツを拘束する鎖の様だが如何にも容易く千切れそうなアンバランスさを黒く艷やかせ、迷いなく進む重戦車の如く日曜のショッピングモールの人波を2つに裂いた。
ああっ!モーゼは居た!
そしてその後ろにはネズミの様に付き従う小男が居た。当時は女性の鞄をどんなにちっさくとも持ってあげる男優しい、的な間違った文化が一瞬流行りました。
(…無事にカナンの地、神との約束の場所に必ずたどり着けよ)私は思った。

もう1つ書こうかな、その昔サッシ屋として働いていた時に小さな現場の職長として行った。

建築現場では物資の搬入や工程の調整の為にゼネコンや各職長と毎日会議をします。
もちろん警備の会社も同様で仮にKさんと呼びます。警備の仕事に真面目で頑張っておられた。

仲良くなった職長達は私にKさんを飲み会に誘って欲しいと言います。私は普通にKさんに声をかけると難なくOKされました。(何で皆んなこんなガラの悪い俺に頼むのか?)と考えました。そうしてたら職長のひとりが「明日少し早めに現場来てみ」と笑います。

そして早朝、電車通勤のKさんを発見しました。
何故かフリフリのどピンク聖子ちゃんでしたw
その次の日の夕方から飲み会が始まった。
現場監督からフリフリの服は辞めてほしいと嘆願されたKさんは少し不機嫌そうだった。

今なら大丈夫と思いますが当時は苦労したと思います、そこに 「Kさん!男が好きなの?」とヤジが飛んだ。今では考えられない失礼な問いだが、当時は当時。リアルな話。しかしKさんは 
「僕はそんな変態じゃありません!」と言った。
彼の意識は本当に先を行っていた。
今考えると自身の性癖は肯定するしかないが同族嫌悪や社会からの爪弾きから、護る為にせざる得ない行動だったのかも知れない。それだけ社会は彼を拒んだのだろう。ヤジが続いた。
「Kさん、作ってるUFO出来た?」
何と!彼は独学でUFOを作ってるらしい。しかしその発言にKさんは怒り机を叩き大声で言った!
ドンッ!
「日本では手に入らない部品もあるのですよ!」

次はコケたw

まあ私も変な人に入るだろうし母親も天然だ。
こないだも梅田のビックカメラ見て
「カメラばっかり良く売れるのね〜」とのたまいましたw



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