本気の恋をしたことはあるか?

主人公、玲南はイベント企画会社に勤めていた。
ある日、会社に桜木司が入社し玲南と共に仕事をすることとなる。
その日、LINEを司とLINEを交換したあと、高校時代からの親友優茉と会う。
1ヶ月間連絡が取れなかった彼女は、ストーカー行為で拘置所にいた事を告白する。
優等生だった彼女のことを嫌いにはならないが、ショックを受ける。
その次の日、玲南と共に仕事をこなすが、前職でもやり手であったため、スムーズに時間がすぎていく。
そのうち、仲良くなって生き、玲南は司のことをもっと知りたいとなる。
しかし、趣味を聞いても共通点がない。
サッカーが好きだが、私は読書がすき。
映画なんか退屈で、2時間も見ていられない。
ジャズの良さなんか1ミリも理解できない。
しかし彼のことを知りたい玲南は、サッカーの勉強を始める。知りもしないサッカー選手の名前、チーム、シュート集、トリック集など全く興味のない動画を漁る。
その甲斐あってか、司と話があっていく。
映画も話を合わせるために見た。

休日に2人で出かけることになった。
映画を見たあと、スポーツバーに行くという内容ではあったが、玲南は恐怖した。
一日中興味のない苦痛の時間を過ごすことになるのだ。
焦った玲南 は優茉を呼び出し、予行演習を行う。
予定の映画を見て、予定のバーに行く。その玲南を見て、優茉は苦笑するのであった。
しかしその甲斐あって、デートは成功。また行こう、と誘われるほど…。

社内の雰囲気も、何となく2人がいい感じにあるということが浸透していった。
2人も何となくとそんな気はしていた。
司は、
「山登りが趣味なんですけど、玲南さんも好きですか?」
司はサッカー、映画、更には周りは聞かないジャズのことも好きな玲南は、共通項が多い彼女は自分と同じものが好きだと感じていた。
だから、玲南の「私も好きなんだよね、山登り」という言葉に何ら不思議はなく、逆にこれだけ共通項が多い女性は滅多に居ないと考えていく。
しかし、玲南は違う。山登りなんかしたことなんかない。お金は、山のことは、装備は…。
楽しそうに山に登る達成感のことを話している司を他所に、これからどうするかを考えていた。


玲南はジムに通うことにした。
とにかく体力作りだけでもするべきだと、判断したからだ。
たまたま入会したジムで、笹原という男に出会う。
笹原は少し前まで、職場の後輩から迷惑行為をされていたという。
家を特定され、ずっと付きまとわれていたが、最近やっと解放され、めそめそするぐらいなら自分磨きをしようと、ジムに入会したことを明かした。
好感をもてた玲南は、すぐこの男性と仲良くなり稀に相談をするようになった。

ある夜、雨が降ってた。
笹原と共に玲南はトレーニングをした後、すぐ帰ろうと傘を指した。
すると、ジムのすぐ近くの電柱に誰かが立っている。傘もささずに。
よく見ると、それは優茉だった。
優茉を見た瞬間、玲南は気づいた。
優茉のストーキング先が、笹原だということに。
玲南は、
「接近禁止命令が出てるんじゃないの?」
優茉は淡々と、好きだからしょうがないじゃないと言い放つ。
逆に、優茉も指摘する。
「あなたも同じようなものじゃない」
「何が?」
「ストーキング」
「私はしてない」
「一緒だよ」
私たちはもう戻れないところまで来てるんだよ、という優茉に何も言い返せなかった。

登山決行日、玲南は不安だった。
登山ショップで店員の言うものを全部購入し、たかだか1ヶ月の有酸素運動だけで、中級者向けの山に登ろうと言うのだから。
無駄な出費、時間、全てをここに詰め込んできたのだから。

こっから書くのめんどくさくなったので、概要だけ書きますね。
玲南
山登り中にて滑落。右手を骨折するが、司への恋愛は反省をしない。自分に対しても嘘をついてるので、今更サッカー興味無いとか言えない。結局、このまま結婚するんじゃないすかね。嘘で固めながら、子供たちになんて言うんですかね。

自分のせいで玲南が怪我したと思い、負い目を感じている。すいません、また奢りますんで、とか言って玲南=自分と波長が合う人間、ということで自分の好きなものを奢るという無能っぷりを見せる。ここまで来ると、アホだと思います
優茉
ストーキング行為がバレる。今度は刑務所コースじゃないかな?でも出所してもまたやるんだろうなあ。だって、好きなんだもん。好きに垣根はないんだから。
笹原
1番の被害者。優茉のせいで、若干女性恐怖症だったのが加速する。お前らのせいです、あーあ。


 誤字脱字あると思いますが、流れとしてはこんな感じです

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