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#ゴルフ「最新No1」上田のゴルフに対する独り言!第2話

◉やっぱり頭を使わなくっちゃね!

【実例2】
◉彼は独身の23歳。ゴルフを始めた。ゴルフ初心者の彼が、ゴルフで、ティーショット。当たり損ないのトップボール。ところが、左の崖に当たり、ボールはグリーンへ。ボールはコロコロと転がり「カッコ〰︎ン!」カップイン。見事なホールインワンとなった!

・彼は、そんなある時、宝くじを買った。どうせ当たらないだろう」と宝クジをどっかへやってしまった。半年後、次の宝クジを買う時、ふと前の宝クジが出て来て、宝くじの窓口へ出して見た。窓口の女性が驚いた。
「お、おっ、お客さん、当たってますよ。ここでは、替えられないから、銀行へ行って下さい。おめでとう御座います。」
彼は、あっけに取られる。
「いくら当たっているんですか?」
「さっ、さん、3、3億円です」
「えー、えー!?本当に。!うそ〜〜!」

その日から、彼の人生は、変わった。お金を持った事が無い彼は、まず、考えた。
「どうしよう」ううん、話そうか、話しまいか。誰かに言ってしまおうか。ううん、「一生、暮らせる。もう、働かなくていい」と、ふと思った。
酒好きだった彼は、通帳に入った金を、まず、1百万円下ろした。飲み屋街へ繰り出した。高いシャンパンを注文!女性を指名した。女性に囲まれて、チップを配った。その日を境に飲み歩きを繰り返す。次の日も、次の日も。3日であの1百万円は無くなっていた。まあ、1百万円だものな。と安心し、次々のお金を下ろして行った。気持ちが良かった。飲む事に飽きた彼は、次に、高級車を買った。もちろんキャシュで。そんなこんなで、周りは驚いた。今まで、真面目に生活していた彼が、仕事もせずに遊び呆けている。いつか、飲み屋の女性を車に乗せドライブなどを重ねていた。当然、チップのお金目当てだった。昔は、コンビニで100円のお茶を買うにも迷い、自分の小遣いを辛抱して貯金箱へ貯金するなどして節約を心掛けていた。今はお金があり、コンビニにも行かなくなった。高級レストランへ飲み屋の女性を連れ、毎日毎日豪遊。何処か寂しい気持ちはあった。高校時代の友人もその「お金をタカリ」に来た。そしてその度に、食事や酒を全て奢った。友達の中には、借金を懇願する者も現れた。お金があるので金がほいしのならとその友達には渡した。帰って来ない事は分かっていたので、渡したのだ。通帳残高は2億円を切っていた。友達はお金を必要とする者だけが、彼の周りにいた。本当の友達はいなかった。
お金は、5年で底を突いた。遊び癖が付いた彼に、言葉をかける人もいなくなっていた。あの飲み屋の彼女までが、寄り付かなくなっていた。仕事も無い。もう、彼も28歳、中々再就職の口も無い。住む所も無くなっていた。毎日が車の中。そんな中、その車も手放し事になった。売れてもそんな物二束三文にもならなかった。通帳残高は10万円を切っていた。
そんな時、幼馴染の同級生の女性が一人いた。以前は家が隣だった事もあり、小さい時から就職して懸命に働いているまでの彼をずっと見続けていた。そして、金持ちになった彼も見続けたのだ。そして、そんな落ち込んだ彼に声を掛けた。
「ねえ、〇〇君!昔みたいに懸命に働こう!」
「・・・・・!うん!分かった」
懸命に後悔の念だけが、残っていた。それから彼は、昔の様に、少しづつ余ったお金を貯金箱に貯める様になった。そしてその彼女に、貯めたお金が、1万円となった日に「指輪」を買い、感謝の言葉を伝えた。
「あの時、俺に言葉を掛けてくれてありがとう!
もしあの言葉がが無かったら、
「人を信じる事を忘れてしまう所だった。金があったらニコニコして近寄ってくる。無くなれば、梨の礫。もう沢山のお金は要らないよ!」
「えっ、そう!有難う。一緒に暮らそうよ」
「こんな安物の指輪だけど、、、俺と、、」
「ええ、貴方のお嫁さんになる。そんな貴方を待っていたわ!」
そして、2人は慎ましくも、幸せな人生を送りました。

彼は、ホールインワンの後の、人生の「バンカーで、21回以上のショットを打ち、下の砂が無くなり、地面が見えていた。その時、気付けば良かった。ゴルフルールには、「アンフレアブル(降参)」があるのだから!
そこで、同伴メンバーの一人の女性が言った。
「アンフレアブル宣言して、グリーンエッジから打てば?」
彼は「ハッ!」と気付いた。このままでは、バンカーから冷静にショット出来ない。1打バツで手前のグリーンエッジから打とうと。そして、グリーンエッジから打ったボールはチップイン。そのホールを終えた。女性1人を含むメンバーで、彼のスコアは、108、また彼女も108。残りのメンバー2人は140以上だった。アンプレアブル宣言が正解だったのだ。彼は彼女にお礼を言った。
そして一緒に食事に行ったのだった。

次の話へ行きます。

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