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生命誕生の鍵を求めて

「奇跡の星」と呼ばれる地球🌏
液体の水を含み、たくさんの生命を生んだ…
そんな地球によく似た星が近年
太陽系付近でたくさん発見されています🛰

もちろん、生命の存在も期待されていますが
実は地球の環境、かなり微細な条件が
整っているんです
果たして、第二の地球は存在するのか?
今回は、近年見つかった地球のそっくり星を
3つ程見ていきましょう

1.太陽系から最も近い恒星に

それは、地球からわずか4.2光年の
恒星を周回する惑星でした

まずは2013年
地球に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリから
液体の水が存在できる距離にある惑星が
発見されました

「ここから生命探査が始まる」として
観測が開始されたこの惑星はプロキシマb
名付けられ、人々の注目を集めます
一説では、「表面の全てが海に包まれている」
「地球のような大気が存在するだろう」とされ
将来はこの惑星に移住できるのでは?と
科学者達は心を躍らせていました

しかし、2023年
プロキシマbは強い恒星風にさらされていると
いう研究結果が発表されました
この状態では水があっても短期間で蒸発
してしまうため、現在は生命存在の可能性が
低いと考えられています

2.遥か遠くにもそっくり星

有名な天文学者の名前が付いた
一番地球に似た惑星とは?

それから時は経ち2020年
地球から遥か遠く、約300光年離れた場所に
最も地球に近い環境の惑星が発見されました🌏

その惑星は天体の運行に関する法則を
発見した天文学者、ケプラーにちなんで
ケプラー1649cと名付けられます🔭

なぜ、数ある地球型惑星のうち
最も地球に近いのでしょうか?
まず、プロキシマbと同じく恒星と惑星の距離が
液体の水が存在できる条件を満たしている事
そして、恒星からの光量が少ないため
水が存在した場合地球の高緯度地域のように
なる事が挙げられます

ですが、この惑星がいくら地球に似ていても
300光年も離れていては
移住する事が困難であると言えるでしょう

3.そして、2024年の発見は…

ついに太陽系外の惑星から
大気についての観測結果が検出されました!

そして今年、地球からわずか97光年の
場所に液体の「水」を含む惑星が
発見されました
また、ハッブル宇宙望遠鏡により
惑星の大気中からは水蒸気も検出されています

これは、地球型惑星の特徴を明らかにする
非常に画期的な発見であり
惑星からの直接的な検出を元に、水が存在する
惑星が太陽系外に存在する事を
直接的に証明できてしまいます!

これにより、水を含む惑星についての理解や証明
生命の誕生についての条件研究などが
飛躍的に前進するのではと期待されています


…果たして、長年科学者達を悩ませてきた
水の惑星について解明が進むのか?
今後の研究に期待しましょう!

では、今回はここまでにします

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!


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