見出し画像

この夏のハプニング。まとめ。

長い夏休みの終わりまでもう一息です。
この夏は2年ぶりの一時帰国でしたが、もう本当にハプニング続き。
精神的に回復するまではまだもう少し時間がかかりそうです。
なので、noteに書いてこのハプニングたちを成仏させたいと思います。


日本行便:ワンオペ4人旅

旦那が後から日本に来るというスケジュール上、日本行便は3人の子供たち(うち1人1歳児)を引き連れたワンオペ4人旅でした。
色々カオスでしたが、中でも予定外だったのは機内に入った後にバシネットが使えないと言われたことです。予約時にはしっかり「バシネットが使える席かどうか」を確認したはずだったのに、席に着いた際にバシネットが使えない席であると言われました。1歳児は膝上の予定だったのでバシネットは必要不可欠。でも仕方がないので頑張るしかないと腹を括ったのですが、なんとCAさんが「席代わってもらおうか??」と言い出しました。しかし、バシネット席は他の席よりも高いことは分かっていて、うちの子供たちの席は普通のエコノミーだったこともあり、席を代わることは即ち、お金を払った誰かが普通のエコノミー席に移動になってしまうということ。。。流石にそれは申し訳ないなと戸惑っていたら、私が英語が分からなくて戸惑っていると思ったバイリンガルのおばさまが「通訳しますよ!」とか嬉しいようなそうじゃないような助け舟を出してくださり、結局席を代わってもらうことになりました。13時間もフライトあるのに気まずい・・・と思っていましたが、実際はやはりバシネットがあって大正解。動き回る1歳児をどうにかするのに、スペースがあるというのは本当に助かりました。

夏休み開始:夏風邪大流行

今回の帰省は2か月弱と期間もそれなりにあったので、一時的に住民票を戻して保険証も作ってはいたのですが、学校終了後に家族内で夏風邪が大流行。息子①から始まり、私、母、父、息子②と、娘以外ほぼ全滅。私は比較的軽症でしたが、子供たちは病院で薬をもらったりとこんなにも保険証を使うことになるとは思いませんでした。

入院①

この夏風邪大流行の中、息子①は早々に回復したものの、息子②と母も発熱。中でも一番しんどそうなのが母でした。持病があることもあり、父が救急に連れて行ったのが帰国の2日前。そのまま入院になってしまいました。
診断はコロナで中程度の症状。隔離病棟に行くことになり、このまま顔を合わせられないままアメリカに帰国するのかなと思っていました。

帰国便変更①

母とほぼ同時に発熱していた息子②ですが、病院ではコロナ陰性、薬をもらった後に元気になったこともあり、帰国便はそのままにしていました。しかし1日ほどで再度発熱。帰国2日前の発熱ということで、予定していた帰国を諦めて5日ほど延期しました。この時はまだ、5日あれば治るだろうという楽観的な考えではありましたし、母も5日あれば退院するのではないかと思っていたのです。

入院②

入院②となったのは1歳の息子②でした。息子②の熱がなかなか下がらず、病院からもらった座薬も効きが悪くなってしまったので、母の荷物を届ける際に救急を受け付けている病院に行きました。しかしそこには小児科がいないから診れないとのこと。救急相談に聞いて土曜でも空いている病院を探してもらいました。(日本の医療体制も良く分かっておらず、結構まごつきました。)
病院は町のお医者さんという感じの病院だったのですが、そこで血液検査をしたところ数値がすごく悪いということで、通常であれば抗生剤を出して家で様子見だが大きい病院で入院して検査してもらった方が良いとのこと。
そこで紹介状を書いてもらい、そのまま息子②は大きな病院に入院となりました。

帰国便変更②

ということで、予想もしていなかった帰国便の変更②が発生しました。今回は入院がいつまで続くかもわからないので、2週間ほど余裕をもって帰国便を変更しました。(これがいろんな意味で功を奏すとは・・・)
今回は行きの便の反省を活かし、行きで替わってもらった席と同じ席をとることで確実にバシネットが使える席を予約しました。

入院③

結局息子②は5日ほどで退院し、母も2週間ほどで退院。ようやく家族が揃ったところで、帰国便の2日前、今度は父がひどい体調不良を訴え始めました。その日は日曜だったこともあり、また救急に行くことになりましたが、これまたそのまま入院。コロナではなかったので面会はできたのですが、父とは病院での別れとなってしまいました。

アメリカ帰国:羽田行の高速バス、我が家の荷物を吹き飛ばす

さて、紆余曲折を経てようやくアメリカに帰るというところ。上の子たちと旦那は旦那の実家に行った後にアメリカに帰国と言うことで、一足先にうちの実家を出ていました。
私と1歳の息子②はバスで羽田に向かう予定で、バス停までは母に送ってもらうことに。荷物もそれなりにあるので荷物は車から下ろして歩道に置き、涼しい木陰でバスを待っていたところ、なんとバスが到着時に我が家の荷物を思いっきり撥ねるというアクシデントが。。。
スーツケースは吹っ飛んだけど開いたりしなかったのでそのまま積み込みましたが、重症だったのがアメリカから持参していたベビーカー。一番上の時から使い続けた思い出のベビーカーは、足が完全に折れてしまい使い物にならなくなりました😢。これをもって羽田に行くのは不可能ということで、送りに来た母に引き取ってもらい、旅の相棒ベビーカーなしでアメリカに帰ることになりました。

アメリカ帰国便:バシネットが使えない②

荷物がバスに吹っ飛ばされた衝撃も冷めやらぬまま、アメリカ便は離陸しました。今度は確実にバシネットが使える席を予約したし、離陸後はスムーズなオペレーションでバシネットが付きました。順調、順調、と思い息子を乗せていたのもつかの間、ガタンという音と共にバシネットが外れてしまいました。とっさに手で支えたため、乗っていた息子は無事でした。目を離していなくて本当に良かったです。その後はバシネットのスペアがなくて使えないとのこと。この時点でまだ離陸から1時間ほど。残りの10時間以上はバシネットがなく、私の腰は崩壊寸前でした😢。
しかし、帰りの便は周りの人が温かい目で見ていただける人が多く、本当に助けられました。これだけは本当に幸運でした。

まとめ

もっと細かいハプニングは多々あるものの、大まかなハプニングはこんな感じで、とにかく心がザワツク2か月弱でした。そもそも1カ月で帰国する予定が20日間も滞在が伸びてしまい、仕事にも迷惑をかけたり色々ありましたが、とにかく無事に帰ってこれてよかったです。
旅にハプニングはつきものですが、本当に備えあれば憂いなしだなぁと感じました。そしてとにかく学んだのは、健康が一番ということ。もう日本はお腹いっぱいなので、しばらくはまたアメリカ生活を楽しめるかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?