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髪型の哲学

髪型はむずかしい。

似合う、似合わない、かっこいい、かわいい、変、ダサい。

色々あるけれど髪型で何が大事になるかって「品」だと思う。

最近、男の子が美容にこだわり始めて、色々凝った髪型も出てきた。

ただ自分の心情として、キメすぎなスタイリングはダサいと思ってる。

別に人がどんな髪型でも構わないけど、相手をびっくりさせるようなスタイルは大人じゃないなと思う。

たまにキメまくりな髪型の人に合うと、「この人はコーム当てて、ワックス使って、鏡で入念にチェックしたんだろうな」と思ってしまう。

まずキメすぎると、相手に「おっ」と思われてしまう。

この「おっ」は見慣れないもの、違和感なものを感じた時に出る反応なんだ。

自然じゃないってこと。

力みすぎから来るオシャレもあるけど、個人的には好きじゃない。

清潔感はあるし、気は使ってるけど、それはよく見ないと分からない。実はそういう髪型が粋だと思う。

髪型で個性を出すうちはまだビギナー。

そもそも武道や芸術の世界では型とは個性を消すもの。

同じように、髪型も自分の個性を消すものである。

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