ぱんちゃん@母は認知症

母が認知症と診断されてから、頭で色々と考えてしまう私は、だんだん自分のしたいことが見え…

ぱんちゃん@母は認知症

母が認知症と診断されてから、頭で色々と考えてしまう私は、だんだん自分のしたいことが見えなくなっていった。 でも でも そろそろ…         だら~んと のび~っと 心と体ゆるめて      50代を楽しむこと 始めてみるとしよう

最近の記事

30【認知症】老健から元居たグループホームへ

母が大腿骨を骨折してから 1年が経ちそうなので 久しぶりに備忘録として 書いておこうと思います。 認知症がかなり進行している 母にとって 病院→老健→グループホーム と、ころころ居場所が 変わることに適応できなかったのは 今になると当然のことだと分かる。 ただその渦中は なんとか母を適応させようと 周りが焦っていた。 みんな母の為だと思っているつもりで。 グループホームに戻って 7ヶ月。 何度も薬の調整を してもらって 今はかなり落ち着いている。 認知症が次の段階

    • 29【認知症】病院から老健へ

      母が大腿骨頸部骨折してほぼ2ヶ月。 手術から2週間後には退院許可が おりましたが、 なかなか転院先が見つからず 先日やっと老健に移る事ができました。 最終的には、 元いたグループホームに戻ることを 私たち家族は望んでいるのですが、 その為にはもう少し老健で リハビリが必要です。 退院の日、 グループホームの職員さんが 病院まで母に会いに来てくれました。 「僕のこと分かる?」 「分かるよ〜」 と母はにっこりと嬉しそうに言いました。 その姿を見て、グループホームに 戻れ

      • 庭に黄色の蝶を見つけた。 母の自慢のゆりの周りをヒラヒラと飛んでいた。 気になって調べたら、スピリチュアル的には黄色の蝶を見ると幸運が訪れる前ぶれと書かれていた。 どうか母に幸運が訪れますように…

        • 入所中の母が大腿骨頸部骨折しました。 グループホーム入所5ヶ月。 認知症もかなり進行しており 状況が理解できず 必要な身体拘束をされています。 今日手術をして 状況によっては24時間体制での 付き添いが必要だそうです。 母の事、仕事の事、ペットの事、 不安が一杯です🥲

        30【認知症】老健から元居たグループホームへ

        • 29【認知症】病院から老健へ

        • 庭に黄色の蝶を見つけた。 母の自慢のゆりの周りをヒラヒラと飛んでいた。 気になって調べたら、スピリチュアル的には黄色の蝶を見ると幸運が訪れる前ぶれと書かれていた。 どうか母に幸運が訪れますように…

        • 入所中の母が大腿骨頸部骨折しました。 グループホーム入所5ヶ月。 認知症もかなり進行しており 状況が理解できず 必要な身体拘束をされています。 今日手術をして 状況によっては24時間体制での 付き添いが必要だそうです。 母の事、仕事の事、ペットの事、 不安が一杯です🥲

          27【認知症】母グループホーム入所3ヶ月。

          母がグループホームに入所して 3ヶ月が経とうとしている。 言葉がかなり出にくい日があり それでも分かってもらおうと 職員や他の入所者に話しかけるが 伝わらない事が多くなっている。 表情から理解されていない事を 察知する力はあるので その相手の表情を見て 気持ちが沈んでしまう日も 増えているらしい。 そうかと思うと 外出した時などは気を張るからか 驚くくらい会話ができる。 今日もそんな日だった。 かなり膝が痛むようなので 整形外科に連れて行ってほしいと 施設から電話が

          27【認知症】母グループホーム入所3ヶ月。

          27【認知症】母グループホーム入所1ヶ月。

          母がグループホームに入所して 1ヶ月が過ぎた。 最初は入所させてしまった 罪悪感のようなものが どうしても湧いていたのだけれど… 今の母はと言うと すっかりそこの住人になっている。 なんだか拍子抜けするくらい 問題ない。 私は何を悲しんでいたんだろうと 今は思える。 認知症はきっと世間的には不幸な病気で 私も正直言って 絶対になりたくないと今も思っている。 でも今の母はと言うと 普通に ご飯を食べ おやつも食べ お風呂に入れてもらい トイレにも連れて行ってもら

          27【認知症】母グループホーム入所1ヶ月。

          26【認知症】グループホーム入所に向けて④

          入所当日。 両親を車で迎えに行った。 母はどこまで理解しているのか… 施設に到着し荷物を搬入。 自分の持ち物をどんどん運び込まれる 母はどう感じているのか… お茶をいただき、少し落ち着くまで 職員さんと雑談を交わす。 前日入所された女性が 私たちの様子をにこりともせず 眺めている。 あの女性は、いったいどんな 気持ちで私たちを眺めているのだろう。 母が少し落ち着いたので、父と私は 「ちょっと手続きしてくるね。」と 母に伝え別室で入所の手続きをした。 入所の説明を聞

          26【認知症】グループホーム入所に向けて④

          25【認知症】グループホーム入所に向けて③

          入所前日。 父は、 母を昔の友だちのところに連れて行った。 私は後々不穏になることを恐れ 極力平常通りに過ごすことを 最近は心掛けていたので、 友だちに会わせたと聞いた時 一瞬同様したが冷静に考えると もう会う事が無くなるかもしれないなら 最後に会わせてあげたいと思う 父の方が人間らしい。 美容室にも連れて行き髪を染め 晩御飯には大好きなお寿司を買って。 父は精一杯母のことを考えていた。 同じ日、 私は百貨店に手土産を買いに行った。 施設に手土産は不要なのかもしれ

          25【認知症】グループホーム入所に向けて③

          24【認知症】グループホーム入所に向けて②

          先週グループホームの見学に行った。 父と母を連れての見学。 近々オープンする施設なので、 全てが新しく気持ちの良い環境で きっと良いイメージは持ってくれると 思うけれど、 入所することを母が理解できるかが問題で、 その事が不安でしようがない。 一通り施設を見て回り、お部屋に入って 話していた時。 私はどうしても母に気に入ってほしいと 言う思いから、たぶん押しが強くなって いたのだと思われる。 「何もかも新しいし、部屋も明るいし 職員の人は優しいし。 ここ

          24【認知症】グループホーム入所に向けて②

          23【認知症】夢

          すっかり癖になっている朝の二度寝。 今朝の二度寝中、夢に母が出てきた。 パステルアートのワークショップを するために練習相手を探していた。 それは現実の話でもあって、 私はアートセラピーをする時の画材に パステルを使用したいと思っていて 体験してくれる人を探していた。 夢の中。 母は認知症ではなく、 昔の母だった。 「それで?どうしたらいいの?」 母から出た言葉はそれだけだった。 でも その言葉の中には 私を認識してくれている安心感と 私の依頼を理解し パステルで

          22【認知症】グループホーム入所に向けて①

          「お母さんのことはお父さんが看る。」 父がそう言って始まった認知症介護。 あれから9年。 そう言っていた父の口から 「もう無理や…」 と言う言葉が出るようになった。 もっと大変な状況でも 自宅で介護している人はたくさんいる。 ただ認知症介護をするには スルーできる能力が必要なように思う。 うちの父にはその『スルー』力が足りない。 それは認知症に対してだけの問題ではない。 きっと生き方が真面目過ぎるのだろう。 でもその真面目な生き方をするのが 父であって、それを否定し

          22【認知症】グループホーム入所に向けて①

          前職の特養に勤める友だちから、 上司が辞めると知らせがきた。 久しぶりに話したくなって電話した。 アートセラピーを学んだ事を伝えると 「うちの職員にもアートセラピーやってあげてほしいな…」と言った。 色々な想いがある離職。 優しさが詰まった言葉が私に響いた。

          前職の特養に勤める友だちから、 上司が辞めると知らせがきた。 久しぶりに話したくなって電話した。 アートセラピーを学んだ事を伝えると 「うちの職員にもアートセラピーやってあげてほしいな…」と言った。 色々な想いがある離職。 優しさが詰まった言葉が私に響いた。

          #レベルアップしたいこと

          自分の仕事について悩んでいた時 ふと占いに行こう!と思い立ち イオンモールに行ってみた。 ちょうどお客さんがいなかったので すぐに占い開始! お話して分かったのだけれど そこで占っているのは木曜のみ。 たまたまその日は木曜だった。 運命❓ 鑑定の中で、  「今は勉強する時。  何か勉強したいことない?  教えることも向いてるけど。  何か教えられることは?」 と言われた。 教えられること … … … 思い当たらず。 家に帰って検索…検索… 『✨アートセラピー✨

          #レベルアップしたいこと

          映画『ロストケア』を観に行った。 きっと涙なみだで帰ることになるだろうと思っていたが、結果は気づかない間に少しの涙が出ていたと言う感じ。 母が認知症と言う立場で観た映画は、心の中が『無』だった。 良い映画とか悪い映画とかそんな問題では無く。 私と同じ立場の人はどう観たのだろう。

          映画『ロストケア』を観に行った。 きっと涙なみだで帰ることになるだろうと思っていたが、結果は気づかない間に少しの涙が出ていたと言う感じ。 母が認知症と言う立場で観た映画は、心の中が『無』だった。 良い映画とか悪い映画とかそんな問題では無く。 私と同じ立場の人はどう観たのだろう。

          ㉑【認知症】できる所まで戻ってみる

          私が事務員として働いている児童発達支援事業所で勉強会があった。 その内容が認知症の人にも言えるかなと思ったので、noteに書いてみようと思う。 私自身は、発達障がいの子どもに対する知識がほとんど無いので、間違った解釈であったり、別の捉え方もあるよ!と言う場合は、ぜひコメント下さい✨ では書いてみます… 発達障がいの子どもが、外遊びの時間が終わったのでお部屋に入りましょう!と言われた時、素直にお部屋に戻らなかった場合。 聞き分けがないとか、先生の指示が入らないとか、そのような

          ㉑【認知症】できる所まで戻ってみる

          ⑳【認知症】忘れても大丈夫な事

          今年に入り、母の認知症がかなり進行してきた。 今日が病院の日だったので、先生に近況を伝えるために、前日デイサービスに最近の母の様子について尋ねた。 ・午前中はウロウロして落ち着かない ・午後は故郷に戻ると言い外へ出ようとする ・人の物と自分の物が分からないので、   自分のカバンに人の物を入れてしまう。 ・意思疎通がはかれない。 との事。 なかなかのパンチ力。 ある程度分かっているつもりだったが、 箇条書きのように次から次へと聞くと 「迷惑かけてすみません💦」 と謝るし

          ⑳【認知症】忘れても大丈夫な事