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(前言撤回)会社に文句を言うのをやめた

先日のこの記事で言ったことを恥ずかしながら撤回します。

上の記事ではこんなことを書きました。


「会社が急に、『社員の毎月の給料を数万円下げます!』という提案をしてきた。

会社の業績はこれまでにないほど上々なのにどうして?と私は怒ってます。

でも、ほとんどの社員は会社がそんな提案をしてきたことすら知らない。
『え?給料下がるの?いくら?』みたいな感じだ。

しかも、それに対して『なんかやだねー』と言うくらいで、組合として闘おうとしたり、意見を言ったり、それならばと副業をしようとしたりする人が全然いない。

うちの会社の給与水準が元々高めだから、数万円減っただけで生活レベルを下げなくてはいけないなんてことはないから、みんな怒らないのかもしれない。

あるいは、一生この会社でお世話になろうと決めているから、会社と揉めたくなくて黙っているのかもしれない。

でもそんなの奴隷と一緒だ。
納得できるまで説明を求め、闘うべきところでは闘おうじゃないか。

そして一方では、いつでも会社を辞められるくらいの力を副業や投資で付けていこうじゃないか。

その力を持ちながら、私は堂々と会社と闘いたいんだー!」

そんな内容でした。

この根底にある考え方は変わっていません。

会社に縛られないために自分で生きるための力を付けることは大事だと思っているし、
理由が分からないことに対して追及することも大事だと思っています。

だけど先日、事業をやっていてお金に詳しい知人と話していて「そっかあ、自分は少し浅はかだったかな」と思うことがあったのです。

知人が言っていたのはこんなことです。


「あなたの会社は業績が悪い時でも基本給は下げなかったでしょ。
たしかにボーナスは下がったかもしれないけれど、最低限の保証はしてくれてる。

それに、あなたが新入社員で何の利益も生んでいなかった頃から給料を出してくれてた。

そうやってダメな時に守ってくれるのが会社。

だったら、業績がいい時だけ給料を上げろというのはおかしな話じゃない?

今回はベースを下げるってことだけど、それも理由なくやるはずはない。

今年のあなたの会社の業績はいいけど、業界の市況はどうなの?

そもそもあなたは自分の会社の財務諸表をしっかり確認して理解できた上で文句を言ってるの?」

………。

ぐうの音も出ませんでした。

なのでひとまず、会社に文句を言うのを一時的にでもやめます。

そして自分の会社を取り巻く市況を調べ、財務諸表を調べ、そこから改めて自分の意見を持つことにしました。

とはいえ私は財務諸表が読めません。

ということで、簿記の勉強も始めました。
今は一番低い3級のテキストを終えて問題集を解いている段階です。

7月中には3級を取りたい。
財務諸表、読めるようになりたい。

わかった上で意見も言わないと説得力がないですもんね。

私にビシッと喝を入れてくれた知人に感謝しつつ、前言撤回をさせていただきます。

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