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夢についての経験談

 若いときは、それこそ神経が過敏になり眠れなかったりしたので睡眠が浅い所為で夢を見る事が多かったのです。
ですが、よほどの事がない限り意味のある夢しか見てこなかった私は、必ず夢を視たとき起きて時計を見ると毎回3時ぴったりなのです。
違った時間だったときがありません。
そういう異質な夢以外は普段夢を見ることはありません。
寝付くのに5分かからないのです。
よくそういう話をすると、羨ましがられます。
皆さん寝つきが悪いようなのです。
ですが、私の夢の話は異質なのであまり世間では夢の話は避けていてしません。
今回は、あまり話したくは無いのですが、特別に少しだけ体験した異質な夢を話そうかと思います。

 私がまだ10代の頃なので昔暮らした実家での出来事です。
私の昔の実家は、山の高台で私の部屋の窓の外は東に面してるのですが山の崖になっているのです。
夜中に誰も通ることはありません。
寝ていたときに、いきなりお坊さんの団体がお経を唱えながら遠くから近づいてくるのです。
お経の声もだんだん近づいてきて大きくなってきます。
私は怖くなって起きたいけれどあまりの恐怖に金縛りにあって起きられません。
そのうち窓の横までそのお坊さんの団体がお経を唱えながら来たのです。
恐怖はピークになって、飛び起きて、廊下を伝い寝ていた父親を起こしたのです。
飛び起きた瞬間は起きている筈なのにお経が聞こえるのです。
「外に人がいるから見て!」
父親と母親も起きてきて窓を開けて外を見ましたが誰もいません。
そのとき時計を親と見たら3時ぴったりだったのです。
夢の説明をしたのです。
そしたら母親が怖がってしまったのです。
当然、父親も不思議な体験をしている人なので否定はしなかったものの「大丈夫だからもう寝ろ。」といって寝室に帰っていったのですが怖がっていました。
下の画像のようなお坊さんの団体でした。
確認できただけで前方約50人くらいのお坊さんの団体が連なってお経を唱えながら来たのです。




曽祖母

 父方の曽祖母は私が18歳の時に亡くなりました。
その夜の夢の話。
私は、母親から「別にいいんじゃないの?」と言われ呼ばれなかったのでお葬式には出なかったのです。
やはり、曾祖母はお線香を上げて欲しかったらしく、夢に怒って出てきたのです。
後に、お線香を上げたのですが、その夢に出てきた時も起きた時に時計を見ると3時ぴったりだったのです。
それからは、曾祖母の事はずっと忘れません。

霊感は母方から継がれるとよく言われるようですが、私の場合は父方からの勘を受け継いでいます。
さわりだけなので、他にもあるのですが最近は、変な夢を見ると決まって時計を見るとぴったり3時になっているという不思議な現象は無くなって来ています。

夢には精神的なものを表したものと霊的な現象のものがあります。
全てを霊的なものにするのとはまた違うと思うので、あくまでも参考に。


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