びんばっちゃまと妖精ちゃん22ー暖かい冬の朝に
びんばっちゃまの部屋のそばの電線にたくさんの鳥が集まってきました。
ピーピーピーピー チーチーチー
びんばっちゃまは驚いて「鳥さーんたーちー」「しー🤫 お家に帰って下さ〜い」
と声をかけてみました
バサバサバサ パタパタ ピーピー
まあ 何て事でしょう鳥たちはみんな飛びたって行きました。
びんばっちゃま これにもビックリ!!
ピンポーン♪
あら 誰かしら?
ドアを開けると可愛い小さな女の子が立っていました。
女の子はとても寒そうにしています。
お部屋の中に招き入れました どーぞ
小さな女の子はニコニコ かわいいな
「あなたは何処からきたの?」
「きょうね ガジュマルの木から生まれたんだよ」 妖精の七郎くんがそっと教えてくれました。
「あらあ あなたも妖精ちゃんなのね!」
びんばっちゃまはとても嬉しくなりました。
「名前はひなちゃんにしましょう」
が、
(こりゃ 大変だガジュマルの木を枯らさないように育てねばならん💦)
びんばっちゃまは植物を育てるのはちょっと苦手でした。
コーヒーの木のキー坊、ポインセチアのせっちゃん、松飾りの生き残り マッサン
そしてひなちゃんのガジュマル
びんばっちゃまは、なんだかんだ幸せに暮らしています。
ポカポカの日差し ばっちゃまはウトウトしています。
(あら? ここは黒山町だわ 社宅の門が見える あのおさげの子はまぐ姉ちゃん?)
びんばっちゃまがニヤリと笑っています
どんな夢をみているのやら ふふふ
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