びんばっちゃまと妖精ちゃん14

遠い遠い南の海に葉っぱの形をした小さな緑の島がありました
島の真ん中には海に向かって一直線にのびる長い道がありました
古里の一直線
小さな女の子が一直線を走っています
ペーク ペーク タッタッタ
二番目のお兄さんが知らない国に行ってしまいます
バーオー バーオー  シクシク

お兄さんはコマチちゃんの頭を撫でながら言いました
「お国のために行ってきます」
大好きなお兄さんは船に乗って行ってしまいました


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