左手のお話【藍原ゆきのヴィオラダガンバレッスン4】

左手のお話

左手は、
指板で弦を押さえて
音程を取る役割がある。

ヴィオラダガンバは
指板にフレットが張ってあることで
沢山弦が張ってあっても
音程が掴みやすい。

フレットには
ガット弦が使われている。
古い弦を使ったり
フレット用のガット弦もある。
消耗品である。

指はフレットの真上に置くのではなく
「際」に置いている。

指は、フレットよりも柔らかい。
そのため、
フレットの真上に指を置いてしまうと
フレットと指で弦を挟むことになり
濁った、鈍い音になる。

「際」に指を置くことで
純粋にフレットだけで弦を止めることができ
クリアな音になる。

バスガンバは
原則として一つのフレットに一つの指で
対応させる。
各フレットは半音ごとに張ってある。

親指は、指板の裏側
中指の真裏にくる。
これは、ポジション移動をしても
原則として変わらない。

指番号は
1.人差し指
2.中指
3.薬指
4.小指
を意味している。
0は開放弦を意味する。

一番上のフレットを空けて
二番目から始まるポジションを
ファーストポジションとする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?