2弦ファーストポジションの実演【藍原ゆきのヴィオラダガンバレッスン6】 1 藍原ゆき 2024年4月1日 20:12 2弦ファーストポジションの実演2弦の開放弦はaの音。2弦は、前回の3弦と比べて弓圧や弓のスピードによる反応が違う。良く鳴らすための弓圧、スピードをグラムや秒速で数値化することはできない。音を聞いて、自分で感じていく、探して見つけていくことが大切。「いいな」と思う音が出た時にどんな弾き方をしていたのか記憶していくことそして、またその音が欲しい時に再現して行くことが音磨きに繋がる。2弦のファーストポジションで4の指を押さえるとdの音、つまり1弦の開放弦と同じ音高になる。音色は、異なっていて良いので違いを感じていく。音色の違いや、楽器全体の響き方の違いが、ヴィオラダガンバならではの味わいになり実際に、曲中に出てきた時にどちらの弦で演奏するか選ぶ基準の一つになる。開放弦に戻ってきたら箱が隅々まで鳴っていることを意識しましょう。そうすることによって豊かで滑らかな楽器になっていく。バリエーションを付けて弾いてみましょう。その時に左手の指で弦を捉える瞬間を意識していくこと。 #古楽器 #ヴィオラダガンバ #藍原ゆき #音庵 #ヴィオラダガンバレッスン 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート