5弦ファーストポジションの実演【藍原ゆきのヴィオラダガンバレッスン8】

5弦ファーストポジションの実演

5弦も開放弦から始めること。

しっかり、腕の重みを
中指、弓、弦に乗せていくようにする。
以前に動画「弓の持ち方」で説明した
ボーイングにおけるテコの原理を
思い出してほしい。
力みで演奏することがないように。

丁度いい弓圧を見極めていくこと。

5弦のファーストポジションで
4の指を置くと
4弦の開放弦と同じ高さの音が出る。
楽器にもよるけれど
特に5弦は銀巻き、4弦は裸弦を張っていると
特に音色の違いが気になることがある。
そこは、安易に統一しようとせず
滑らかで豊かな箱鳴りに支えられていることを
イメージしながら感じていくこと。

再度、開放弦に戻ったら
バリエーションをつける前に
楽器全体が響いていることを確認すること。
1弦の開放弦が、よく共鳴して
一緒にバイブレーションを持っていることが
感じられるといい。

5弦を左手の指で押さえる時
1〜4弦に触れないように気をつける。
触れてしまうと
雑音の原因になっていく。
指は丸く整える。

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