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置き手紙を書くように

どうも、別格です。

どうやら物を書くのが好きだとやっと自覚したようです。

「物」というよりもっとふわっとした気持ちを書いているだけだから物書きとは違うかと疑問に思ったので辞典で調べてみました。

スマホで簡単に調べられるけど、ここのところは辞典を使うことにしています。

辞典を使うと言葉の寄り道ができるのでたのしいんです。

さて。

【物】目で見たり、手でさわったり、機械で調べたり、さらには空想したりして、あると考えられる、すべて。

三省堂国語辞典

空想して、あると考えられる、すべて。

なんかいいですね。辞典って思っているよりやさしい。

わたしのふわっとした気持ちも「ある」ので、物を書くのが好きって堂々と言ってもいいですね。

そんな物を書くのが好きという気持ちを時々見失ってしまうことがあります。

書いた言葉を公開している以上、誰かの目に留まってほしいという欲が出てくる。

たくさんの「いいね」や「スキ」、「フォロワー」を得ている人を羨ましく思う。

どうしたらそうなれるのか、と小手先で自分のコトバをいじくり回してしまう。

そんなことをしていると物を書きたい気持ちがしぼんでしまうみたい。

実はこんなことを書いている今でも、この言葉が多くの人の目に留まってほしいという欲望は捨て切れていないけれど、やはりそこに軸を置くことは私には向いてないみたい。

置き手紙を書くように、そっと書いていこうと思う。

書きたいように。

読んでくれてありがとう。

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