還暦徒然日記☘️ネコと沖縄暮らし

トックリキワタの花

今日から11月。
今朝、通勤のバスの窓からトックリキワタの満開の花が見えた。
あいにくの雨の中でも、ピンク色の花びらを枝いっぱいに広げて、とてもキレイだった。
幹がまるで徳利のようなかたちで、鮮やかなピンク色の花びらをつけるこの樹木は、沖縄では毎年、10月から11月に満開の季節を迎える。
南米にも咲くというこの花は、南米に移民となって渡った人々からは、「南米桜」とも呼ばれているという。

異国の地で、ピンク色の花びらに日本の桜を思い、そのように呼ぶようになったという。移民となった方々の苦労は大変なものであっただろう。さくら色の花びらに、何を思ったのだろうか。

雨の中で咲く花びらは、雨にうたれても堂々としているように見えた。
移民となって、様々な艱難辛苦を乗り越えて生きる人々の姿と重なって見えた。

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