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面倒くさいことこそ楽しも

こんにちは
教育学部 発達教育課程 初等連携教育専修 2年の松下ももです。

ぜひ、最後まで読んでください。




今、私のバイト先はガソリンスタンド。大学1年生の春から始めたが、その頃やってみたったバイトの一つはビールの売り子さん。自分にあそこまでの元気と明るさがある自信はなかったが、ちょっとあこがれていた。そんなビールの売り子さんといえば、野球観戦。野球観戦といえばスポーツ観戦。スポーツ観戦といえばB-fes
そう、先日2回目となる文教大学体育会サッカー部で集客試合 B-fesを開催した。前回よりも良いものにしようと工夫を重ねたことで、グラウンドに来てくれたたくさんの人に楽しんでもらうことができた。


大成功かもしれない。いや、成功かもしれない。


違う。何とかやりきった。
全ての企画から準備、片づけまで自分たちで行わなければならない。そのため、このイベントを大成功させるためには、全員で作り上げるという大きな力が必要だった。

そんな意識を持った人が増えたからか、今回は1回目と比べ物にならないくらいのおもてなしを発揮した。文教大学体育会サッカー部の名が入ったタオルの販売や、ドリンク・フードの屋台、お年寄りの方やよりいい席で見たいという方に寄り添った席の用意、部員一人一人のプロフィールシートなど、挙げたらきりがないし、私の気付かないところでもおもてなしがたくさん溢れていただろう。何人もの人が、どれだけ部活以外の時間を集客試合の準備に費やしたのか。

当日、いつもより当然、早く集まり準備を始める。全員の顔は、楽しみでワクワクしているように見えた。役割を分担されていたこともあり、私は自分のやるべきことに集中できた。
ベンチに行き試合の方の準備に取り掛かり始めたとき、私たちマネージャーが担当した装飾物の修正を頼まれた。入れなかった項目が必要であると。急いで手書きで書き加え、何とかキックオフ前にベンチへ戻ることができたものの、後から付け加えた感満載の装飾。たくさんの人が見てくれていたため、ごめんなさいと心の中で思うばかりだった。
何が必要で何が不必要だと考えるのか、人それぞれ違う。しかし、それで終わらせるのではなく、もっと多くの人に最後の確認を取るべきだと学んだ。

集客試合も終盤、来てくれた方々との写真撮影時間。私の周りは、予定が合わず来れる人がいなかったため、みんながたくさん写真を撮ったり、お話したりできるようその間に片づけをできるだけ進めようと努力した。大切な人との時間に声をかけてまで、片づけしてもらおうとは思わなかった。

自分がやればいいと思っていた。

しかし、この考え方が良くなかったのだろう。最後の円開始までに終わらず、まだ大量に残る片付け。その場に置いておくのは邪魔になってしまうと思い、片づけを選択したが、円に出るよう伝えろという意見が違う人との間に、何も悪くない部員たちを板挟みにしてしまった。
こうなってしまうのであれば、片づけのときにみんなを動かす必要があったのかもしれない。

「やれ」と言われたら嫌々やることになる。
でも、みんなでやると決めたからにはお願いという態度でいくのも違う。


集客試合が全て終わった後、同学年の部員が「仕事は楽しくやろう」と声をかけていた。そうだ、あのとき私はやるべきことを楽しくできるように何か考える必要があったのだ。


人それぞれやりたいこと、やりたくないことがあるのは仕方ない。けど、やらなければいけない。そんなときこそ楽しくできるようにすれば、次の集客試合は胸を張って成功した、いや、大成功したと言えるだろう。
今回で学んだことを生かして、次はもっともっと良いものをつくっていきたい。

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