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武豊騎手の馬質予想

こんにちは
6/22、6/23週の武豊騎手の騎乗馬について考察していきます
今週の日曜メーンの宝塚記念にドウデュースで挑戦します
それでは全10鞍の考察を始めます

土曜 函館
2R 3歳未勝利(牝限)ダ1700 カンバーランド B
栗東:高橋義忠厩舎  馬主:シルクレーシング
前走:5/5 新潟同級 ダ1800 斎藤 2着/1人

前走は前前走で好走した逃げの戦法を取り、ハイペースながらも2着に逃げ粘った。今回は逃げたい馬が少なく、スタートを決めれば短い直線なら逃げねばれるだろう。ただ成績的に右回りが壊滅的に良くない可能性もあるためB評価まで

5R 2歳新馬 芝1200 ラパンチュール A
父:タワーオブロンドン 母父:スピルバーグ
美浦:蛯名正義厩舎 馬主:広尾レース

2歳世代の競馬学校同期タッグはまずラパンチュールから。この馬の母であるキャッツアイに武豊騎手は2回騎乗。勝利こそは出来なかったが縁がある血統である。調教で跨った武豊騎手のコメントは辛口で7頭立てだがどうなるのか。タイムはそこそこなのでA評価。

6R 3歳未勝利 芝2000 アークドール C
栗東:松永幹夫厩舎 馬主:インゼルレーシング
前走:6/9 函館同級 芝2600 武豊 3着/5人

前走は更なる距離延長が功を奏して3着健闘。血統的には距離が伸びるだけ良くなるタイプだろう。しかし今回は2000m。メンバー的には揃った感じはしないが、短い距離でも好走できるのかが未勝利脱出の鍵にもなりそう。

7R 3歳上1勝ク 芝1200 ゴールドサーベル  B
栗東:大久保龍志厩舎 馬主:インゼルレーシング
前走:6/9 函館同級 芝1200 武豊 7着/6人

前走は初めての1200m戦でスタートで馬群から遅れを取ってしまい、直線は前が壁という距離短縮した馬の宿命的な展開になってしまった。特段ゲートが下手という訳では無いので、1回1200mを使われたことにより追走は楽になるだろう。更に7頭立てと少頭数で脚を使いやすい展開にもなるだろうから評価を上げたいところだ。

9R恵山特別 芝1800 ダミエ B
栗東:武幸四郎厩舎 馬主:キーファーズ
前走:5/5 京都同級 芝1600 團野 3着/1人

前走、前前走と展開が恵まれていながらも勝ち切ることができずに函館へ輸送。今回は久々の1800となるが、1600で最後が甘くなっていたところを鑑みると1800はあまり良い気がしない。かといって1200タイプでは無いので今回のレースは試金石になりそう。



10R渡島特別 ダ1700 トゥーテイルズ C
栗東:藤原英昭厩舎 馬主:金子真人HD
前走:5/5 新潟同級 ダ1800 小沢 13着/12人

4走前に札幌で1勝クラスを勝ち上がったものの、その後は惨敗続き。このレースは薄いメンバーではあるがその中でも実力は上位ではなく厳しいか。

日曜 京都
1R 3歳未勝利(牝限)ダ1400 エピファドール B
栗東:石橋守厩舎 馬主:インゼルレーシング
前走:5/4 京都同級 ダ1400 武豊 4着/2人

前走はハイペースを見越してスタート五分で出て、中段待機、3角から捲り気味の競馬で勝ち切れるかと思ったが伸びを欠いて結局1頭も交わせずに4着。ダートはあってるため、ラストピースが見つかれば未勝利は脱出できそう。

3R 3歳未勝利 ダ1200 マックスセレナーデ B
栗東:橋口慎介厩舎 馬主:フィールドレーシング
前走:6/1 京都同級 ダ1200 武豊 4着/3人

前走は3F一気に短縮して1200m戦に初挑戦。やはり追走に苦しみ後方からになったが、目の覚めるような末脚で4着まで上がって見せた。先頭に立つと気を抜いてしまう癖があるこの馬にとっては良い結果だった。今回は前回に続いて1200m戦。弟のマックスセレナーデが勝利し、兄のノットゥルノが来週の帝王賞を勝利すると兄弟で勝利、ということにもなる。

6R 3歳未勝利 芝2200 カルデア C
栗東:友道康夫厩舎 馬主:インゼルレーシング
前走:5/26 京都同級 芝2000 和田竜 4着/2人

前走はスローペースのなか内をスルスルと立ち回って4着と好走。掲示板を外したのが重馬場のデビュー戦のみという堅実さを持っているが今週はあいにくの雨予報。調教ではドウデュースと併せ、陣営も本気モード。宝塚記念デーともあってメンバーはそろったがそろそろメドを立てておきたいところだ。

11R宝塚記念(G1)芝2200 ドウデュース A
栗東:友道康夫厩舎 馬主:キーファーズ
前走:3/31 ドバイTF芝1800 武豊 5着

前走はパドックから落ち着きがなく、出遅れ、前壁という全くいい所が無かったが、勝ち馬と0.3差で負けて強しの内容だった。有馬記念を捲りで勝ったこの馬にとっては、下り坂で加速しやすい京都は歓迎。頭数も少なくこの馬にとってはこの上ない条件であろう。ただ心配なのは週末の大雨予報で、恐らく馬場は渋る。フランスでの2戦、特に凱旋門では全くやる気を出さずに19着敗退。ここを持ち出されて不安視されるかもしれないが、もともとこの馬は武豊騎手が芝で、と言わなければダートでデビュー予定だった。まぁ要するになにを言いたいかと言うと、重馬場は全く問題ないということだ。武豊騎手の京都開催宝塚記念の成績は1-1-0-0。言うまでもないが勝つのはドウデュースだろう。

水曜 大井
11R帝王賞(Jpn1)ダ2000 ノットゥルノ A
栗東:音無秀孝厩舎 馬主:金子真人HD
前走:5/6 名古屋GP ダ2100 武豊 1人/1着

前走はまるでスマートファルコンを思い出させるような鮮烈な逃げ切り勝ち。ドウデュースと同じハーツクライ産駒の成長力がこの馬に本格化をもたらしたのだろう。今回は宿敵、ウシュバテソーロは出走せず。ウィルソンテソーロは気になる存在だが、スランプを抜け出したこの馬ならきっとやってくれるはずだ


以上になります
来週は両日函館での騎乗予定。また6/30には福岡ソフトバンクホークスの柳田選手が所有するセイフウサツキにも騎乗予定です
再来週の7/7にプロキオンSに出走するヤマニンウルスが調整中。また同日にはシルヴァリームーンやヴィヴィッシモなどに騎乗する予定になってます。

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