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Chat-GPTに、自分でもよくわかってないことを尋ねてみた

 外国人に干支を説明するのは難しいと聞いたことがあります。そこでChat-GPTに「英語で干支を説明するのは難しいって聞いたことがある。アメリカ人にわかるように説明してみて。」という雑なプロンプトで尋ねてみました。

もちろんです。まず、干支とは、アジアの伝統的な暦のシステムの一部で、特に日本や中国で見られます。これは12年周期で動物の名前が付けられるシステムで、これらの動物は年々循環します。干支は時間を測定する方法として使用され、一日、一月、そして最も一般的には一年を表します。
このシステムは12の動物を順番に使用します: Rat(ネズミ)、Ox(ウシ)、Tiger(トラ)、Rabbit(ウサギ)、Dragon(ドラゴン)、Snake(ヘビ)、Horse(ウマ)、Sheep(ヒツジ)、Monkey(サル)、Rooster(トリ)、Dog(イヌ)、Pig(ブタ)。
例として、2020年は「Year of the Rat(ネズミ年)」と呼ばれ、2021年は「Year of the Ox(ウシ年)」と呼ばれます。
一般に、各動物は特定の性格特性を持つとされ、その年に生まれた人々にもその性格特性が反映されるとされています。例えば、Ox(ウシ)年に生まれた人々は一般的に努力家で信頼できるとされています。
干支は、西洋の星座に似ているとも言えますが、重要な違いがあります。それは、星座が月ごとに変わるのに対し、干支は年ごとに変わるという点です。また、星座が個々の性格を強調するのに対して、干支は時間の流れや周期性、そして年の特質を強調します。
これが基本的な説明です。アメリカ人はこの概念に慣れていないかもしれませんが、それが何であるか、どのように動作するかを理解するのに役立つはずです。

GPT-4

 簡単に説明してくれています。イノシシじゃなくてブタと言っていたり、丑年は努力家で信頼できるだ…ということが、気になりましたが、概ねまとまっているよい説明だと思います。とりあえず、私が自力で考えるよりも、はるかに優れた説明であることは間違いありません。

 他にも自分がよくわかっていないような説明が難しそうなことを、いろいろ尋ねてみました。「中年男性が学園ものアニメや異世界転生アニメを堪能した後で、現実世界に戻るときにバックラッシュが激しくて死んでしまいそうになるんだけど、この現象はなんて言うの?」と尋ねたら、以下の答えを返してきました。

あなたが説明した現象は一般的に「現実逃避」や「現実逃避症候群」、「ポストアニメデプレッションシンドローム」などと呼ばれることがあります。これは特に、現実世界からの逃避として、深くフィクションやアニメ、ゲームなどの娯楽に没頭した後に、そのリアルな世界に戻る時に体験されるものです。
アニメや異世界転生のようなジャンルでは、視聴者は一時的に現実から逃避し、理想化された異なる現実に没頭することができます。その結果、視聴者が再び現実世界に戻ったときに、彼らの日常生活が物語に描かれた生活と比べてどれほど異なるか、またはどれほど物足りないかを実感することがあります。これは一種の「バックラッシュ」または「現実への再適応」の困難とも言えます。
もし、これが極端な形であなた自身に起きているのであれば、専門家と話し合うことをお勧めします。心理カウンセラーや精神科医は、あなたが抱える問題を理解し、それを管理し、現実世界への適応を助けるためのストラテジーを提供することができます。

GPT-4

 カウンセリングをお勧めされました。油断してると、GPT-4に現実を教えられて死にたくなる日も来るのではないかと心配です。今回は致命傷で済みました。


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