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何ごとも諦めたらそこまで

こんにちは
バイク屋で独立開業して2年が経ち、ついに今年は3年目
いろいろありました
私のやり方が正解だとは思いませんが、これから独立開業するかたの励みになればと思いお話しさせて頂きます

バイク屋として働き出して5年が経ったぐらいから、自分一人でバイク屋として歩もうと決めました
なぜかと言うと、第一に給料面です
個人経営の店で働いていた私は、このまま働いて10年20年と経った時にこのままでいいのかと思うようになりました
それは今いる先輩が将来の自分の姿だと想像した時にものすごくゾッした時で、毎日ダラダラ働いて、文句ばかり
それで本当にいいのかと?

次に、カスタムビルダーとしてもっと上を目指したいと思ったからです
当日勤めていたショップはカスタムと言うより、車両販売がメインでした
その為、カスタムがしたかった私は、よく残業してお客さんのカスタムを進めたりしていたので、自分のやりたい事があまり出来ていなかったのも理由です

なら、自分て始めたら好きな事できるじゃんって今思えば浅はかでしたが、当時はあまり深く考えてはいませんでした

独立したい事を社長に伝えた

返事は、人がいないからちょっと待ってくれと 

私のワガママも聞いてもらっていたし
バイク屋の現状もわかっていた為、次が育つまである程度残る事にした

辞めるまでの間に開業の準備をした
開業するなら商工会議所に行くといいと言われ、連絡を取り伺った
商工会議所では事業計画書の書きかたを教わった
事業計画書は日本政策金融公庫や銀行などから開業資金を借りる為に必要な書類で、後から知ったが孫正義さんも事業計画書を何百枚も書いたらしい

当日、事業計画書はお金を借りる為に書くものとしか思っていなかったが、開業をする上でいろんなシュミレーションをする時一番大事なものだと後で知った

まずは物件探しからスタート、土地、立地などいろいろ考えていい物件があり、見積もりをもらい
ここから始まるのかと期待に胸を膨らませていた

出来た事業計画書を商工会議所で確認してもらいOKを頂き、日本政策金融公庫に向かった
初めての経験ですごく緊張した
個室に入り
事業計画書を見ながら自分のプレゼンをした
自分はこんな経歴で、こんな事が出来ます、なので事業を始める為にお金を貸して下さい
と、ざっくり話すとこんな感じの話です

その時鋭い質問をされた
『こんな高価なもの毎月売れますか?』と聞かれ

言葉を詰まらせた、、、

確かにそう言われればそうだ
何百万もする商品をこんな資金力で回せるのか?
知名度もないのに売れる訳がないと思ったからだ

浅はか過ぎた

面接の感じで、審査が通らないと感じながら帰った

それから数日して、電話があり『今回は見送らせてください』と
開業の夢が終わったかのように思えた

先輩やネットには、一度審査したら半年は受けれないと聞いたし、書いてあった
終わった、と本気で思った

が、しかし諦めたらそこまでだと思い
日本政策金融公庫に電話をして、ダメもとで聞いてみた『再審査はすぐ出来ますか?』と
すると
『大丈夫です、すぐ出来ます』と言われた

よし、終わってない!とわかった

この時、周りやネットの情報が全て正しい訳ではない
自分で確かめてなければ、本当ではないと実感した

そこから、事業計画書を書き直した
プレゼンの時に言われた、そんな高い商品毎月売れますか?を、思い出した
て、ことは安い商品なら毎月売れますよね?と、答えが出ていた事に
なので、計画書の内容を安い商品を数売る、高い商品は数ヶ月に一回売れると言う内容に書き変えたら、見事に審査OKだった

日常の中の会話に、言い換えるとと付け足し考えると色んなヒントが隠されてる

融資の確定を店舗の不動産屋に伝えると、大家さんとの面談になった
大家さんはいかにも昭和の商売人みたいな感じの方だった
事前に不動産屋経由でバイク屋をしたいなど伝えてあったが、大家さんに事業計画書をみながら
これで出来ると思ってる?
聞かれ、出来ると答えたが、あまり納得はしてなかった
それから、『独身?』かと聞かれた
そうではないと答えると、『なら、貸すことは出来ない』と

心の中でコイツは何をいっているんだ?と
なら、最初から不動産情報に書いとけよと思った
しかし、選ぶ立場は向こう側
すごく悔しかった、
今日までいろんな事があり、すごく時間が掛かったが全てが振り出しに戻る
事業計画書も初めからやりなおし
融資の話も初めから
本当に自分の無力さに腹がった 

けど、諦めたらそこまで

また物件探しがら始めた

すぐすぐは見つからなかったが、またいい物件が見つかった
田舎すぎてやめた方がいいと周りに止められた
そんな所半年も続かんぞとも言われた

だが、家賃(固定費)は安い方がいい、
遠いはなんとかなると思っていた私はなんの迷いもなかった
事業計画書を書き直し、日本政策金融公庫に向かった
もう3度目ともなり緊張せずにリラックスして行けた

審査は合格
嬉しかった、これでやっとスタートラインに立てる
自分の思い通りに出来る


晴れて安佐北区三入でバイク屋を開業する事が出来きました

諦めたらそこまで!!!


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