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XIIXのライブを観た!!

※昔に書いた日記みたいなものがあったので、掘り出して投稿しています。

2022年10月12日。仕事終わり。歩いて5分で着くなんばHatchでXIIXのライブを観ました。ライブツアータイトルは【Sanity】。日本語にすると「正気」とか「健全」とかそんな意味になるけれど、まさに音楽を激しくかき鳴らし、時にはゆったりと奏で、ライブを行うことが2人にとっていかに健全であるかが、証明されたライブだったように思います。

暗転と共にゆったりと登場した2人の華麗なセッションからスタートし、時にメロウで時に激しい楽曲を割と交互に積み重ねていくようなセットリストでした。

特に見どころだったのは、「ホロウ」から「like the rain」にかけてのバックのプロジェクションマッピング。演出にも抜かりがなく、照明とプロジェクターが映し出す幻想的な映像に包まれたメンバーはとにかく神々しかったです。

また、ボーカルの斎藤宏介ファンであれば誰もが驚いたと思いますが、世にも珍しいハンドマイクのピンボーカルスタイルで「スプレー」を披露しました。この曲はSKY-HI・スカパラの谷中さんのサックスとコラボしている曲ですが、XIIX単体のライブであるがゆえ、斎藤さんがラップも1人で歌い、ステージを縦横無尽に駆け回って歌う姿は新鮮そのものでした。

本編ラストも2人のアコースティック体制で「Endless Summer」を演奏し、アンコールはApple Musicトップソングを3曲かき鳴らして去っていきました。

本当にかっこよすぎて頭を抱えるしかありません。XIIXのライブは普段のUNISON SQUARE GARDENでは観られない、エンタメ性のある割とキメていない素の斎藤さんが見られて本当に楽しいし、横乗りのミドルテンポな曲が多いからか、観てる側も本当に疲れにくいです。あの声でお洒落な曲何曲も超絶技巧で演られたらそりゃもうたまらんわってなっちゃいます。

斎藤さん曰く、「喜び悲しみ半分半分でSanity」であり、普段は嫌なことや悲しいことがあったとしても、俺らのライブ見て喜んで正気でいろよということらしい。本当にそれをちょうど体現していた1日だったので刺さりに刺さりまくった音楽たちでした。日々Sanityでいることが大変な生活の中で、人以外の心の拠り所があることは本当に素晴らしいことだと感じました。

今後もお世話になります。XIIX様様。感謝。

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