長い目で見てあげましょう。

小芝風花さんがNHKの朝ドラヒロインにまた落選で、ファンは落胆。…こんな日刊ゲンダイデジタルの記事を、スマニューで見ました。飛ぶ鳥を落とす勢い、オファー殺到の人気女優も何故か視聴率にはその好感度が結びつかず、プロデューサーが起用に二の足を踏むのではないか?との論調です。

2025年前期の、朝の連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインが、同じ年齢(学年は1コ違い)の今田美桜さんに決まったことで、特に最近は悪目立ちしているようです。努力家で演技力にも定評があり、事務所も大手のオスカープロモーション、男女問わず好感度は非常に高いのに、何故か出演したドラマ視聴率は軒並み4~5%レベルを低空飛行。一体何故なのでしょうか。

現在公開中の主演映画、「レディ加賀」を観ましたが、難しいタップダンスも本気で練習し、パフォーマンスへの努力も怠らない頑張り屋なのに…

小芝風花
【遺伝】13、【対人】13、【本能】19、【本質】19、【天命】32

彼女は【本質】と【本能】が19画で同じ。これはつまり小学生頃~中年頃まで一貫して芸術的なセンスが突出しているということ。精神と肉体に乖離やブレがありません。【本質】の19画は、生き甲斐が芸術的なものに向かうことということで、俳優としての仕事ぶりは「作品の芸術性」に惚れ込んでのものでしょう。逆に尖った個性がないのがインパクト不足を呼びがち。

そこが、身体で演技するのが好きなタイプのアスリート系(=8系列数を持つ)俳優や、人の世の陰や勝負に惹かれ、表現したい0系列数を持つ俳優とは、善し悪しではなくタイプが根本的に異なります。まして例えば22画のような《華やかな世界への憧れ》とか、《とにかく目立つことが好き》な7系列数などもありませんから、純粋培養的な「芸術家タイプ」なのです。

13画が2種あり言葉の扱いは巧みですし、明るくポジティブな性格は同業者の中でも人気者になれることでしょう。【天命】が32画という《受け身》タイプの成功数なので、まだ若い現在は華々しく成果を上げられないかも知れませんが、数多ある成功数の中で、私は32画こそが最高と考えています。それは周囲を大切にし、それが我が身に返ってきての成功数という数意から。

現役の芸能人で一人だけ例を挙げれば明石家さんまさん。彼は未だに第一線で活躍している〈お笑い怪獣〉ですが、トーク番組でゲストやひな壇芸人などと一緒に番組を作り上げるスタイルが基本。常日頃から若い芸人へのサポートも行っているようですし、ファンへの神対応も有名です。だからこそ未だに第一線なのでしょう。32画という大吉数を思う存分発揮しています。

小芝風花さんも【天命】は同じ32画なのですから、さんまさんを手本に、周囲の人々と共に作品を作るイメージで回りを巻き込み、大切にしていれば、いずれ大成するでしょう。目先の視聴率なんかに囚われる必要はありません。彼女は俳優で、テレビ局のプロデューサーじゃないんですから。(笑)




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