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ビジ理解① CO2を可視化するサービス

ビジネス理解を略してビジ理解です。
今回から私が個人的に気になるビジネス分野を勝手に紹介して、批評します。バイアスがかってる側面もありますので、こちらの文章も批判的にお読みください。

KBVリサーチによると2027年には、CO2排出量を管理するソフトウェアの市場規模が約3兆円になると見込まれている。

トランプさんが大統領になっただけで市場規模めちゃ変わりそう...
リスキーやなぁ

2016年のパリ協定を境に世界中の国が脱炭素化に取り組んでいる。そこでは、以下のような目標が掲げられた。

産業革命前からの地球の平均気温上昇を2度未満に抑える。
可能な限り、1.5度未満に抑える努力を追求する。
各国が自主的に温室効果ガスの排出削減目標を設定し、その達成を目指す。

それらを踏まえて、多くの大企業はサプライチェーン全体のCO2の排出量の正確な把握が求められることになった。

結局はESGのような非財務情報が重視されるようになったので、気をつけてるだけだよね
本質的ではないような。人間が生きることが地球にとっては害なのに...

サプライチェーン全体のCO2の排出量を把握するために、各スコープでの排出量の把握が求められる。企業自らが排出する直接排出のスコープ1、電力などのエネルギー調達に伴う間接排出のスコープ2、そのほかのバリューチェーンにおける他社による間接的排出のスコープ3である。それゆえ、原材料や輸送時の上流、自社での電気の使用や工場のエネルギー使用時の中流 、そして製品を使用することや廃棄に必要な下流における的確な排出量の把握が不可欠である。

上記がそのいくつかの企業である。提供企業は、スタートアップから大企業の子会社までさまざまである。

ちなみにカーボンクレジットという温室効果ガスの排出を削減、回収、または防止することを促進するために、国や企業が排出削減量を取引できる仕組みがある。

個人的にカーボンクレジットの仕組みにはゾッとします。
この仕組みは端的にいってしまえば、誰かが減らしたCO2をカネで買う仕組みです。
そして、あたかもSDGsに、ESGに配慮した経営をしているかのように見せてしまうのであ〜る。
そんなことするんだったら、森林をたくさん持ってる国にカネを払え払え!という話ですよね。

IPCCが報告した2020年の調査書によるとCO2排出量の国別割合は中国が1位の32.1%で、日本は3.2%である。

中国が減らさないのに、日本が減らして意味はあるのか...
EUがめんどくさいことするので対処しなければならない!ってのはわかるんですが、勿体無いですよね (泣)
ビッグな利権ですね


2024/8/12


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