記事一覧
「擬似空間での学び」を「擬似的な学び」で終わらせないために
新型コロナウィルスの感染拡大により、上演芸術を扱う大学のほとんどは、学内における劇場設備や工房、稽古場やレッスン室を備えた施設なども入構規制が敷かれ、授業は一斉にオンラインとなっています。学修を止めないために、かつ学生・および教職員の安全を考えれば止むを得ない措置だと理解しています。
しかし上演芸術は、創造の息吹が芽生え、創作を通して知識を広げ、技能を磨き、やがて作品として客席に届けるに至るまで
オンライン授業で演劇を学ぶという「無謀」な計画
【演劇実践系大学の場合】
様々な問題を抱えて唐突に、しかも他大学が1ヶ月以上開始を遅らせる中でダントツに早い4月13日には始まった「オンライン授業」。 ZoomだTeamsだと複数のLMSが紹介され、教員も学生も右往左往しながら始まり、「試行錯誤」というより「暗中模索」というべき状態は3週目が終わった今も続いている。
Facebookの「新型コロナ休講で、大学教員は何をすべきかについて知恵と