人生は、企画でできている。
企画って、ずっと怖かった。
広告をやってる僕にとっての企画といえば仕事だし、ブレストで企画を出しても、いまいちだと思われることも多いからだ。
そりゃそうだ、企画って叩かれるもんだし、100個考えて1つ叶なったら万々歳だ。
怖いからこそ、一生懸命。
好きなものや、得意なもの、最近興味があるものが、ない。なかなか心に残るものがない、記憶に残らない。そんな自分にとって、企画はゼロから何かを手繰り寄せる、必死な作業だった。
そうじゃないと、仕事で飯が食えない。生きていけない。お金を払ってもらえる価値のある企画を出し続けるのは、ひどく不安定な道に見えた。
そんなとき参加した、連続講座「言葉の企画」
最後に感じたことは、別のことだった。
「企画は、自分を幸せにしていくもの」
予算1000万円もかけるKPI必達なものだけが「企画」ではなく、極端な話、友人と明日なにを食べるか考えることも「企画」なのだと思った。
誰かのことを想い、喜ばせようと考えることが企画なんだろう。もちろん、誰か、には自分も含まれる。
書く、こともそうだ。
僕はしばらく、伝わるように書くことにとらわれて、書くことのハードルが高くなっていたように感じる。
今日の記事のように、ちょっと感じたことを言葉にしてもいいはずだ。
朝に起きる時間も、
昼飯になにを食べるかも、
夜どんなドラマを見るかも。
毎瞬、毎瞬が、自分を幸せにする「企画」なのだと思った。
「こうしなきゃいけない」とか「これはできない」とか、そんなことに縛られることなく。
これからの人生で、真剣に出会い、自分を幸せにするために、企画をしていきたい。
好き、したい、やりたい、興味がある、モテたい、かっこよくなりたい、偉くなりたい、面白がられたい。
そんな大それたことではなくても、その芽を見つけて、他人を気にせず書いていこう。自分のためにやっていこう。
その気づきを下さった「言葉の企画」の講座のみなさま、半年間どうもありがとうございました!
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