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初回 パスワードとか鍵とか認証とか

こんにちは、STと申します。

株式会社ビブレンスで IT &クリエイティブ部門を担当しています。また自分の会社FLASHPOINTではファッション雑貨の販売をしています。

このブログでは、「現在そしてこれからのIT関連」や「僕の愛するロックミュージック」に関する話題を展開していきたいと考えています。
話題や脳力(能力)の波もあり、文章量が10行の週もあれば100行以上の週もあるかと思いますが、末長くお付き合いいただければと思っています。

ということで、今回は第一回ということもあって、ちょっと真面目にIT技術に関するトピックで話していきます。
わかりやすくIT技術と書きましたが、ITは「Information Technology」の略ですから、IT技術と書くと「情報技術技術」となりますね。美しい美人みたいな(^_^;)

まぁそれはさておき、つい先日、Amazonがパスキーに対応しました。
この「パスキー」ですが、最近いろんなサイトやサービスで使えるようになってきています。 しかも安全・安心で便利。

これまでは皆さんも多用しているように、IDとパスワードを使ってログインするというのがほとんどだったわけですが、このパスキーというのは自分のスマホのロック解除で使っている生体認証(指紋認証や顔認証)を、各サービスや各サイトで利用して、それだけでログインできるというものです。
パスワード使わないため、突破されないように複雑なパスワードを設定する必要もないし、それを忘れてログインできなくなることもない。
また、SMSなどの2段階認証を設定する必要もない。
端末内で生体認証が完結するため、その生体認証情報が外部に流出することもないわけです。

ただし、今までのパスキーはクレデンシャル(認証資格情報)を端末内に保管するので、その端末でしかログインすることができずに、機種変更や端末の紛失などの場合に改めてログイン設定が必要になるというデメリットがありました。
それが最近では、複数の端末間でクレデンシャルを同期できる仕組みがパスキーとして規格化されました。
つまり、Apple IDやGoogleアカウント、Microsoftアカウントなどの対応サービスを使うことで、同じアカウントを登録した複数の端末間でクレデンシャルが同期できるようになりました。
デバイスを越えてパスキーを使い回すことができ、本当に便利になったわけです。

先ほども書いたように、ついつい忘れがちなパスワードともおさらばして、SMSなどの2段階認証を改めて設定する必要もなく、生体認証も端末内で完結するから外部に生体情報が流出することもない。
これは、ID・パスワード時代の終焉への流れとも言えますね。

このパスキーの普及・利用がどれくらいスムーズな移行となっていくかは、ひょっとしたら国ごとのITリテラシーによって異なるのかもしれません。
スマホを使ったキャッシュレスサービスが日本では中国より数年も遅れたように。

みなさんも、普段使っているサービスがパスキーに対応しているようであれば、ぜひパスキーを利用してみてください。

それではまた来週。Just Rock It !


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