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絵本で学んだこと

 私は本を読むことが好きだ。いつも文庫本や単行本を読んでいる。絵本を読む機会はあまりないが絵本を読むことも好きだ。そんな中で『それしかないわけないでしょ』を読んだ。
 この絵本はとても想像力豊富の絵本だ。子供のように頭が柔らかくないと想像できないようなことが書かれている。小さい子はいろんなことを疑問に思ったり、なんでも疑いもせず信じてしまう純粋な存在だ。その純粋さでとんでもないことまで信じてしまう。例えば大人が悪ふざけで「宇宙人が攻めてきて地球が滅びる。」と嘘をついても信じてしまう。それだけとても純粋だ。だがしかし「いろんな考えもっていいんだよ。」と伝えることで大人では考えもしないことを発想する。『それしかないわけないでしょ』では「落としたいちごをギリギリで拾ってくれる未来」や「自分の部屋がスイッチひとつで無重力になる未来」などとても想像力が豊かだ。そこで私ならこう考える「会いたい人を考えると目の前に来てくれる未来」がいい。この本に出てくる主人公の女の子はとてもポジティブだ。なぜなら「かけっこで負けるなら、にらめっこでは負けない」や「お洋服に黄色い絵の具がついてしまったら、全部黄色い模様に塗っちゃう」など悪いことがあってもいいことに置き換えることができる。そこも子供のいいところ。私だったらマイナスに考えてしまうだろう。
 この絵本を読んでみて感じたことは、あまり難しく考えるのではなくいいことに置き換えることが大切だと学んだ。「失敗は成功の基」や「ピンチはチャンス」などいいほうに考える。選択肢はたくさんある。二つで考えるのでなく多くの選択肢で考えようと思う。この一冊の絵本でいろんなことを学ぶことができた。

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