世の中の仕組み
私たち進学探究コースは9月22日に鴻巣 麻里香さんからお話を聞きました。麻里香さんはソーシャルワーカーであり、主にいじめやパワハラ、そして差別などを受けている人たちの人助けをしています。
今回は大きく見て「生きづらさ」ということについて教えてもらいました。
生きづらさというのは自分たちが生きているうえで生じる苦しさであり、「うまくいかない」や「いやだな」と感じてしまうことがあります。
そういうことは自分のせいではなく、世の中の「構造的問題」が原因だと麻里香さんは話していました。私もそれを聞いて『確かによく考えてみればそうかもしれない』と新たに気づくことができました。
その構造的問題にはお金・暴力・差別・病気・進路に関することなどなどたくさんあり、それらの価値が偏ったまま世の中が動いているため最終的には生きづらさというものに繋がってしまうんだと、大きな原因を知ることができました。
特に今は、差別が問題視されていて現在は障がいを持っている人たちや世の女性たちにとってはまだ優しい世界ではなくたくさんのつらい思いをしている人たちがいると思います。他人ごとに感じる人もいるかもしれませんが、
もし自分がその立場にあると考えたらとても悲しい気持ちになります。
そのような思いを毎日毎日背負っていれば、間違いなく心が痛く・苦しくなってしまい、生きていることがつらくなってしまいます。だから私たちには
そういった人たちのことをもっと深く知っていくことが必要だと思います。
知ったうえでそこからどうすれば暮らしやすい、過ごしやすい、生きやすい世界に変えることができるのかということも考えていく必要があると思います。ここで言わなくてももうすでに考え、行動に移し、形にしている人たちもいて、障がいのある人たちに対しては例で「バリアフリー」といったものが今多く作られてるようになっています。ですが女性に対してはあまり対策というものがとられていない気がします。議員さんに少数の女性の方が加わったということぐらいしか聞いてないのでまだ考えが足りないなと感じています。徐々にそういうところを改善していける世の中になっていったらいいなと思います。
話が少し変わってしまいましたが、麻里香のお話のおかげで考え方が大きく変わったのでとても良い機会でした。この考えを大切に生活していきたいです。
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