選択

私たちは3月３０日に三浦宗一郎さんにお話をしていただきました。
三浦さんは、たくさんの人たちの人生を自分自身で選択することができるようなサポートをするお仕事をしている方でこれまでにいろいろな場所で講演会を行ってきたそうです。今回私は初めて三浦さんのお話を聞きました。
この時間の講演で三浦さんが最も伝えたかったことは、『自分の人生は自分自身で決めること、変えること』と言っていました。

三浦さんは中学生のころ、教師になりたいという夢がありましたが家のお金などの事情があり、望んでいたこととは違う道を選んだそうです。
高校生のころには仲の良かった友達からさけられてしまうなどのことがあり、苦しい生活を送っていたそんな時に一人の先生の言葉で人生が変わったと話していました。それは「社会は変わってくれない、自分が変わるんだ」という言葉だったそうです。深い意味がこもっているなと感じ、自分が変わろうとしなければいつまでたっても状況も周りも変わらないと解釈しました。

そこから三浦さんは立ち上がり、大きな一歩を踏み出して無事に良好な関係を取り戻すことができたそうです。人生は何があるかわからないし思いもよらないことも起きるかもしれないけれど、自分で選択した道を『正解』に導いていくことが大切だと私たちに伝えてくれました。

春期課外最後の探究の時間は、私にとってとても貴重なお話を聞けた時間になりました。これから先の人生自分の意思をしっかりと持ち、他人に流されないような『私』を作り、大切にしていこうと思いました。