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農福連携の授業を通して学んだこ

私たち進学探究コースは『農福連携』についてお話を聞きました。『農福連携』 とは簡単に説明すると、障がい者や高齢者などが農業分野で活躍することを通じて自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みのことです。

今の農業分野の課題である『農業従事者の高齢化と後継者不足』や『農業労働力の不足』という一言で言うと、『担い手不足』の状況に当たります。この課題解決のために、障がいのある方を農家等に派遣して作業を実施するといったことがあげられています。 

しかし、そのことに関し「障害のある方との接し方や指導方法がわからない」「作業の工賃をいくら支払って良いかわからない」などの不安の声もあります。その工賃に関して、一般の人たちと合わせるべきではないのかと今回の説明会でかなり主張されていました。確かに、収入それから労働時間なども一般と合わせないというのは遠回しに『差別』ということを意味することになります。

こういった問題もかねて、農福連携事業には障がい者の方たちを正しく理解してくれている人たちに意見もすごく大事になってくるなと考えました。なので今回の説明会では、『連携』ということと『差別につながらない障がい者への正しい対応の仕方』の両方をたくさんの人たちの意見の元、深く学ばせていただきました。これからも考え方・捉え方というものを大切にして協力できたらいいなと思います。

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